裸石神社(神戸市西区) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

神出神社の裏から石段を下りていきまして、車道を横断、さらに下りていきます。
 
裸石神社と姫石神社の石標があります。

雌岡山の本質はこの先にありそうです。
 
まずは裸石神社から。
拝殿横から入れますが、一旦下に降りて石段を上り直します。
 
拝殿
 
本殿
拝殿からの参拝で帰られる方も多いようですけど、ここは本殿を覗いてみてください。
 
窓ガラスから中を見ることができますが、こちらからはうまく撮れなかったのでよくわかりませんね。
 
反対側から失礼して。
男根を模ったものと、女陰を模ったものがあり、鮑の殻が敷き詰められています。
 
男根が素盞嗚、女陰が奇稲田姫ということは想像できますが。
 
鮑と大己貴の関係性を見いだせたらと調べてみますとありました。
 
松江藩城主であった松平直政が杵築大社(現在の出雲大社)の御神体を見せろと命じ謁見した際、大きな九穴の鮑が祀られていたそうです。
 
事実かどうかはこの際どうでもいいんですよ。

そういう言い伝えがあるということが大事なんです。

神社の御由緒なんて言い伝えが根本に成り立っていますからね。

鮑を大己貴と見た場合、無数の鮑は大己貴のような立派な子がたくさん生まれますようにという願いによる奉納であると考えられそうです。
 
続いて姫石神社へ。