春日大社の磐座めぐり(奈良市) | 神社ぢからと寺ごころ

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寺社を通じて教わった気づきを綴ってまいります。
頂いた御朱印も順次公開していきます。
磐座とか陰陽石を探すほうが多くなってきてましたが、最近では街中の小社ばかり回ってる気がします。

桜とか紅葉の季節の寺社巡りは自然に目線が上を向くものです。
 
ピークを過ぎたとはいえ春日大社ではかろうじて藤が残っており、上を見ながら歩く人がちらほらおられました。
 
そんな中、下ばかり向いて歩いていた尼津彦です。
 
今回の目的は磐座ですからね。
 
水谷神社からスタートです。

イブキの空洞になった幹の中からスギが生えているようです。
 
ちょうどスギを抱え込んでいるかのようになっています。
春日大社には何度も来てますが水谷神社って実は初めてだったりします。
 
水谷神社前の子授石
 
何を象徴しているかは想像の通りです。
 
そして水谷神社下の磐座
 
春日大社の一殿と二殿の間にも、これのもう少し大きなものがあります。
 
初公開の時に見たのですが、また見たいです。
 
吉野みたいに毎年公開しないかなぁ?
 
ピンボケだらけですいません。
 
水晶を漆喰でコーティングしているのだとか。
 
仔鹿の季節ですね。
 
今回は摂末社の磐座巡りでしたが、素通りするわけにもいかず参拝したところ、回廊内と三笠山浮雲峰遥拝所に入れる特別参拝ができましたので入りました。
 
リンゴの木
 
大杉
 
回廊と遥拝所の写真はありませんので、ぐるっと回ってきて大杉と岩本神社
 
浮雲峰方向の山藤ぐらいは載せておきますね。
 
一殿と二殿の間にある磐座は当然見ることはできませんでしたが、他にも磐座があるという情報を得ていたにもかかわらず発見できず。
 
退出後、南門から中をもう一度探してみたらひとつ見つけました。
 
春日大社南門の前には有名な出現石があります。
 
若宮の赤童子が出現したと言われる石です。
 
近くにもうひとつ。

若宮方面に向かう道にあるこの石
こんなとこで立ち止まる人もなく、ましてや写真を撮る人なんていません。
 
観光客の「???」な視線を受けながらの撮影です。
 
さぐり石といって、おん祭遷幸の儀において、真っ暗闇の中、左折するための足印なのだそうです。
 
さらに進みます。
 
ここからは磐座というより神籬だと思いますけど。
 
枚岡神社遥拝所
 
春日明神遥拝所
 
護摩壇
 
伊勢神宮遥拝所
 
摂社南端の紀伊神社
 
その傍らには、龍王珠石
 
北から南に縦断してきました。
この先に神社はなくても、先に用事があります。
 
この後は春日山の南側を石仏を求めて歩きました。