そして、結局神社に行く尼津彦です。
皆様おはようございます。
山城國一の宮の賀茂別雷神社に到着です。
ここは二度目ですが、本殿前参拝と写真撮りを目的に行きました。
鳥居
とても広~い
社殿方向向かって右によさげな川が流れていて末社が並んでいます。
前回はこちら側を通らなかったのですが気持ちのいい道です。
末社の奈良神社でしたかね
庭園拝観料金発生してもおかしくないような美しいお庭
願い石
陰陽石とありますが、陰部しか見当たらなかったような。
賀茂山口神社
賀茂別雷神社といえば立砂
細殿
楼門
授与所で特別拝観の申し込みをして入ります。
特別参拝者は一室に集められ、祈祷を受けた後、神社の御由緒や御祭神の言い伝えなどの話を聞きます。
御祭神の賀茂別雷神は神社の御由緒では、丹塗矢により生まれた子供のことです。
神社の御由緒を否定する気はさらさらありません。
そのように伝わってきたことは紛れもない事実ですので、しっかりお話は伺います。
ただ、そのつど尼津彦ワールドに脳内変換してるのですが。
一通り話が済むといよいよ本殿前参拝です。
本殿前の縁側でも本殿についての説明を受けます。
同じ作りのものが二棟並んでいて、向かって右が本殿、左が権殿だそうです。
権殿は本殿建て替えの間に御祭神を祀る仮本殿ともいうべき建物で、常時このような建物を持つ神社は珍しいそうです。
本殿前参拝といっても本殿の間近までは行けず、少し離れた権殿のほうから斜めに参拝することになります。
中の写真は撮れませんので、外から権殿
さて、昨日の大田神社の記事で賀茂別雷神は丹塗矢により生まれた子ではなく丹塗矢のことだと書きました。
まず丹塗矢から子供が生まれるわけがないというところから尼津彦ワールド始めます。
説明するまでもなく生まれないということは普通に考えたらそうです。
では、どう解釈するのがいいか。
玉依姫に白羽の矢が立ったと考えてみましょう。
誰かはわかりませんが、おそらく高貴な方のお目にとまり御懐妊されたのでしょう。
玉依姫は長年、別雷神を祀りお仕えしていましたので、周りの人々は別雷神の神力によって子供を授かったと噂するわけです。
玉依姫にしても、その御両親にしても、父親のわからぬ子を身ごもったとなれば世間に聞こえが悪いため、その噂に乗じた、もしくはその噂自体を広めたのかも知れません。
ちょっと現実的すぎるかも知れませんが、それが尼津彦ワールドです。
さて、玉依姫が日々祀り仕えていた別雷神とは誰かですが、ずばり瓊瓊杵尊です。
瓊瓊杵尊はその功績により祖父である天照大神から別雷神という称え名を賜っており、神上がりした後も尊敬され、この玉依姫のようにお仕えする人がいたようです。
ちょっとモヤモヤしてすっきりしませんが、本日はここまでとして、続きは明日の賀茂御祖神社で書きます。
御朱印は初めて伺ったときに戴きました。