イカです。
毎度です。
めっちゃご無沙汰してました!
ごく一部では『イカ死亡説』まで浮上したとか(笑)
あれから~そうそうオートテンショナーをマニュアルテンショナーに変えたあたりですっかりブログが止まってしまっていました。そのかんもネタが溜まりまくって手が付けられなくなってヒーハーヒーハー状態。
まぁ~なんつーか仕事のストレスが酷くて家に帰ってもパソコンを開く気分になれないっすよ。

こんな深夜に「そろそろ重い腰を振り乱すか!」と思い立ったようにブログを書こうか履歴書を書こうかと迷ってるうちにすっかり眠くなっちまったので今日はここまで・・・・・



まじでか!


なんと肩すかしな内容で申し訳ねぇ!

でもね、うちのゴリラ姫(女子だったの?!)にはしっかり乗ってますよ!先日もお世話になってるメカゴリラ製作所とえっと~えっと~~~なんかチームだかグループだか混載二十数台という大所帯で千葉暴走じゃなくて千葉房総ほうめんにツーリングにいってきました!もちろんノントラブルでvvv

そうそう、前回の続きでキャブの話を書かないとイカンですね。
結論からいうとIZUMIのキャブはゴミになりましたvvv
そのかわりにFCRのDDとかPWKとかいろいろ考えたのだが結局YD28で収まっています(私のような素人にはアンパイです)。
その辺のお話はまた後日!


ではまた!
(もう終わりかよ!!←一人突っ込み)

アディオス・アミーゴ★


イカです。
家族で病です。
私→微熱・全身筋肉痛・喉痛
嫁→高熱・全身筋肉痛・喉痛・あの日
長男坊→中耳炎
次男坊→結膜炎
年末に纏めて変『厄』が降臨した感じです。


さて、謎のマニュアルテンショナーなお話です。
イメージ 1
(プッシュロッドの下にある変な形のアジャストスクリューをAJ:Bと仮定します、写真にはありませんがプッシュロッドをサイドから固定するアジャストスクリューをAJ:Aと仮定します)
ここから先は毎度の事ながらイカ個人の見解であり、余りにも勝手な見解なので真に受けたり、怒ったり、感じたりしないでください。
マニュアルテンショナー(書くのがめんどくさいので以下マニュアルテンショナーをMTN、オートテンショナーをATNと略します)のサービスマニュアルというか6Vエンジンのサービスマニュアルを見たことが無いので正確な調整方法は謎なのですが某メーカーが出してるMTNキットの取説にはこんな風に調整の要領が書いてあるらしい。

『AJ:Bを締め込んで締め込みが重くなった所でAJ:Aで固定してください。』
(違ってたらごめん!)

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MTNはロッド内に強いスプリング『青』とヘナヘナスプリング『緑』が入っている。緑はAJ:B(水色)が締め込まれる事によって押しつぶさて最終的に以下のような位置関係になる↓
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さて、ここですでに疑問が発生する。
AJ:Bがプッシュロッドに当たって締め込みが重くなる訳だが、すでにその時点でプッシュロッドを押しているのはスプリング緑ではなくAJ:BそのものでありスプリングBがなんの役割を果たしているのか全く不明。たしかにスプリング緑の力でテンショナーアームはある程度の力で押されてはいるがロッドにAJ:Bが当たってしまった時点でプッシュロッドを押しているのはAJ:B。
たとえば・・・
『AJ:Bを締め込んで重くなった所から1回転戻しの所が適正です』
という調整方法ならあきらかにスプリング緑の力でカムチェーンを押し込んだ所でプッシュロッドをAJ:Aが固定するので納得できる。
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しかしここでまた一つ疑問。
AJ:Bはあくまでもフリーなスクリューであり何も固定されていない状態である事。要するに使っているうちに緩んでしまうのでは無いのか?だったらこんなAJ:Bなんてネジは不要でキャップボルト(赤)でスプリング緑を常に同じ荷重で固定してやれば良いのでは無いのか・・・・?。
さらにさらにオマケでもう一つの疑問。
いったいスプリング青はなんの役目をしてるのか????
スプリング緑がプッシュロッド内でフルストローク押されても殆ど縮まないのだ。
本当に考えれば考えるほど謎ばかりで、どこが本当の適正荷重でテンションを張れるのか分からんのだ。
まぁ~ホンダ技研か何かに聞けば真実が分るのだろうが、そんな暇があるならIZUMIに電話してF26の全く安定しないアイドリングについて問い合わせるわvvvv

さて、このどうにも謎ばかりのMTNですが、謎ばっかりで適正荷重が不明なため、常にAJ:Aを緩めて締めるだけで常に同じ荷重でテンションを張る事ができる方法に改良する事にする。まず、意味不明なスプリング緑とAJ:Bは外します。スプリング緑を外した代わりにロッド(ピンク)を突っ込んでやります。
こんなイメージ↓
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スプリング緑とAJ:Bを抜いてしまい、代替えでロッド(ピンク)を突っ込みキャップボルト赤で固定する。
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このような構成にする事でプッシュロッドには常に一定の荷重がかかり続けるため、カムチェーンが緩んだかな?と思ったらプッシュロッドを固定してるAJ:Aを一度緩めてやると緩んだテンションを自動的にスプリング青が補正してくれるので、またAJ:Aを締め込みプッシュロッドを固定しやればOK。しかし、これも素人勘定なので問題があり、適正な荷重が良くわからんのだvvvv
つまりこの方法はロッド(ピンク)の長さにによってカムチェーンに掛かるテンショナーの荷重が変わってくる訳だ。逆に言うと、長さの違うロッドを用意すればカムチェーンにかかるテンショナーの荷重を好きに変えられる(自分のエンジンに合った荷重)って事だ。
ちなみにイカが現物をいろいろと実測した結果が・・・下
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ロッド長50㎜(あれ?60だったかな??)。ちなみにこのロッドはホームセンターで売っていた『並行ピンΦ6*60』を短く切ったもの。最近のホームセンターはいろんな物売ってるのネ(スーパーバリューさんありがとう!←ちょっと宣伝vvv)
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(写真は40だが実際つかったのは60です。)

そしてキャップボルトはロッドを定位置で固定するためにオートテンショナー用キャップボルトを使用する。
実は同じような理由でロッド方式にしているMTNのユーザーさんもすでに居るようです。やっぱ考える事は同じなのかな??(笑
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何度も言いますが、この方法は(も)諸刃の剣です。テンションを強くすればクランク軸とカムシャフトの同期がズレる事は無くなりますが、テンショナーを傷めます!カムチェーンが切れる可能性があります!あなたの健康を害する可能性があります!!なので絶対に

自己責任

でお願いします。
最近、ゆーちゅーぶとかブログとか変に真似して事故して『訴える!』とか言う人多いから・・・・。
ちなに私の場合この改良で100㎞以上走りましたがまだ問題はでてません。。
まぁもうちょっと見直したいんだけどねvvvv


ではまた!
アディオス・アミーゴ~

メリークリスマス!


次回はIZUMIのF26ネタを書きます。
イカです。
そういえば私のブログのタイトル冒頭

『荒ぶる!ゴリラ!』

これ始めは

『荒ぶるゴリラ!』

だったような気がするんだが・・・
 

さて、脱線しないように前回のつづき書きます!
前回、カムチェーンテンショナーをオートからマニュアルに変更して調子が良かったのですが、乗ってるうちにまたシャラシャラと音を立てはじめました。

はて?なんで?マニュアルテンショナーを何度締め直しても音が止まらない・・・つーか

チェーンが張れない?!

いっぱいまで調整ネジを締めこんでみるも、テンションがかからない??lこれは普通に異常事態!!
ここでふと嫌な言葉を思い出す・・・モンゴリのお仲間さんが言っていたお言葉・・・

『マニュアルテンショナーにするとテンショナーのキャップが割れるよ(by:こも白煙殿』

まさかな~こんなに早く割れる訳ねぇ~だろvvv

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うぉぉぉぉぉぉぉ!
脳天カチ割れてらぁ!
まさかの緊急事態です(もう笑えない)
しかも斧で割られたかのようなキャップの片割れが見つからないとかvvvvv
嗚呼・・・まさかのエンジンオーバーホール決定。。。
組み上げてから一度もオーバーホールしてなかったから良い機会だと思ってばらそう・・・。
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機関特に問題なし!
ちなみに私のエンジンの構成パーツは
クランク=シフトアップ52
ミッション=キタコ
クラッチ=デイトナ5枚
シリンダ=シフトアップ
ピストン=モダン52
ヘッド=モダン4V
オイルポンプ=シフトアップ
カムチェーン=デイトナ
ステーターカバー=シフトアップ
Fホイール=デイトナ
・・・もうめちゃくちゃvvvでも個人的にはバランスのいい組み合わせだと思ってる(^^♪
ところで探していたキャップの片割れですが、どこを探しても見つからずよくよく見てみると残念な事にプッシュロッドの裏に張り付いていたというオチ・・・あ~無駄にばらしたかオレ。
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分解したついでにオイルポンプのアイドルギヤも交換します。
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新品と比べるとカムチェーンが歯を乗り越えているのが良くわかる。おそらくここの滑った分オイルが圧送されなかったんだろうな。
部品を清掃して組み上げです。
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さてさて、エンジンのOHは部品の組み忘れとねじ類の締め忘れが無ければそれほど問題ではない(ガスケット類が結構高い・・・。)
さてさて、カチ割れてしまった原因ですが、マニュアルテンショナーを入れた事により暴れるチェーンを強制的に抑え込む事に成功したが、オートテンショナーが負けてしまうほどの反発力がテンショナーとロッドの接触部に集中してしま、ゴム製のキャップがノーマルテンショナーアームの斧のような部分で割られてしまった訳だ。
このトラブルを解決してくれるありがたいアイテムがこれ!
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キタコの強化カムテンショナーSET!(IZUMIでも安価で良い物が出ている)
これはジュラルミンビレットタイプのアームとジュラコン(たぶん何か添加物が入ってる強化版)のセットであるが、ノーマルと何が違うって、機能は変わらないが完全に痒い所に手が届く優れもの!まずロッドを押すカムの部分だが、ノーマルと比べると一目瞭然!
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点接触が面接触に変わってます☆点が面に変わるって事は応力が分散されますよね。
ロッドのキャップはノーマルがゴム製でキタコがジュラコン(カーボン含有)製の強化版。必要な部分が完璧に強化されているので間違えの無い強化パーツです。(テンショナーアームもノーマルより断然軽い!)
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あれ?この材質ってラジコンの足回り部品で使っていたような・・・・。
テンショナーローラーの軸受けもかなり精度良く仕上げられていて、オイルポケットもしっかり設けられている。
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(最近のキタコはなかんか良い仕事をする)
ともあれ、マニュアルテンショナーに強化テンショナーなら鬼に金棒です!
☆教訓☆
大容量シリンダーヘッド(強化バルブスプリング・ハイカム等)はカムチェーンが常のに遊んでると思え!
オートテンショナーは金持ちのおぼっちゃんだ!
マニュアルテンショナーを使うなら強化テンショナーと強化キャップを必ず使え!
嫁にはできるだけ優しくしろ!
(ここ重要)
ちなみにキタコの強化テンショナーはお勧めの逸品だが、IZUMIの強化タイプも安価で性能は変わらないのでお勧め!

これでお悩み解決とは行かず、次回はこのマニュアルテンショナーの構造自体に謎があるのでそれらをオリジナルで作り直します。

ではまた!
アディオス・アミーゴォ!

PS
IZUMIのF26買いました!
このキャブはMJN24より明らかにパワフル!
しかし重大な問題も・・・・ある意味使えねぇ・・・
テンショナーネタが終わったら書きます☆