イカです。
そういえば私のブログのタイトル冒頭

『荒ぶる!ゴリラ!』

これ始めは

『荒ぶるゴリラ!』

だったような気がするんだが・・・
 

さて、脱線しないように前回のつづき書きます!
前回、カムチェーンテンショナーをオートからマニュアルに変更して調子が良かったのですが、乗ってるうちにまたシャラシャラと音を立てはじめました。

はて?なんで?マニュアルテンショナーを何度締め直しても音が止まらない・・・つーか

チェーンが張れない?!

いっぱいまで調整ネジを締めこんでみるも、テンションがかからない??lこれは普通に異常事態!!
ここでふと嫌な言葉を思い出す・・・モンゴリのお仲間さんが言っていたお言葉・・・

『マニュアルテンショナーにするとテンショナーのキャップが割れるよ(by:こも白煙殿』

まさかな~こんなに早く割れる訳ねぇ~だろvvv

イメージ 5

うぉぉぉぉぉぉぉ!
脳天カチ割れてらぁ!
まさかの緊急事態です(もう笑えない)
しかも斧で割られたかのようなキャップの片割れが見つからないとかvvvvv
嗚呼・・・まさかのエンジンオーバーホール決定。。。
組み上げてから一度もオーバーホールしてなかったから良い機会だと思ってばらそう・・・。
イメージ 6
イメージ 7
機関特に問題なし!
ちなみに私のエンジンの構成パーツは
クランク=シフトアップ52
ミッション=キタコ
クラッチ=デイトナ5枚
シリンダ=シフトアップ
ピストン=モダン52
ヘッド=モダン4V
オイルポンプ=シフトアップ
カムチェーン=デイトナ
ステーターカバー=シフトアップ
Fホイール=デイトナ
・・・もうめちゃくちゃvvvでも個人的にはバランスのいい組み合わせだと思ってる(^^♪
ところで探していたキャップの片割れですが、どこを探しても見つからずよくよく見てみると残念な事にプッシュロッドの裏に張り付いていたというオチ・・・あ~無駄にばらしたかオレ。
イメージ 8

分解したついでにオイルポンプのアイドルギヤも交換します。
イメージ 9
新品と比べるとカムチェーンが歯を乗り越えているのが良くわかる。おそらくここの滑った分オイルが圧送されなかったんだろうな。
部品を清掃して組み上げです。
イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

さてさて、エンジンのOHは部品の組み忘れとねじ類の締め忘れが無ければそれほど問題ではない(ガスケット類が結構高い・・・。)
さてさて、カチ割れてしまった原因ですが、マニュアルテンショナーを入れた事により暴れるチェーンを強制的に抑え込む事に成功したが、オートテンショナーが負けてしまうほどの反発力がテンショナーとロッドの接触部に集中してしま、ゴム製のキャップがノーマルテンショナーアームの斧のような部分で割られてしまった訳だ。
このトラブルを解決してくれるありがたいアイテムがこれ!
イメージ 1

キタコの強化カムテンショナーSET!(IZUMIでも安価で良い物が出ている)
これはジュラルミンビレットタイプのアームとジュラコン(たぶん何か添加物が入ってる強化版)のセットであるが、ノーマルと何が違うって、機能は変わらないが完全に痒い所に手が届く優れもの!まずロッドを押すカムの部分だが、ノーマルと比べると一目瞭然!
イメージ 2
点接触が面接触に変わってます☆点が面に変わるって事は応力が分散されますよね。
ロッドのキャップはノーマルがゴム製でキタコがジュラコン(カーボン含有)製の強化版。必要な部分が完璧に強化されているので間違えの無い強化パーツです。(テンショナーアームもノーマルより断然軽い!)
イメージ 3
あれ?この材質ってラジコンの足回り部品で使っていたような・・・・。
テンショナーローラーの軸受けもかなり精度良く仕上げられていて、オイルポケットもしっかり設けられている。
イメージ 4
(最近のキタコはなかんか良い仕事をする)
ともあれ、マニュアルテンショナーに強化テンショナーなら鬼に金棒です!
☆教訓☆
大容量シリンダーヘッド(強化バルブスプリング・ハイカム等)はカムチェーンが常のに遊んでると思え!
オートテンショナーは金持ちのおぼっちゃんだ!
マニュアルテンショナーを使うなら強化テンショナーと強化キャップを必ず使え!
嫁にはできるだけ優しくしろ!
(ここ重要)
ちなみにキタコの強化テンショナーはお勧めの逸品だが、IZUMIの強化タイプも安価で性能は変わらないのでお勧め!

これでお悩み解決とは行かず、次回はこのマニュアルテンショナーの構造自体に謎があるのでそれらをオリジナルで作り直します。

ではまた!
アディオス・アミーゴォ!

PS
IZUMIのF26買いました!
このキャブはMJN24より明らかにパワフル!
しかし重大な問題も・・・・ある意味使えねぇ・・・
テンショナーネタが終わったら書きます☆