古今東西の名著の内容をわかりやすく4回シリーズで紹介してくれるNHKの「100分de名著」という番組がある。
6月1日に放送した98回目の名著は18世紀のドイツの哲学者カントの『純粋理性批判』だ。
番組では今まで紹介した98冊の名著の中で最難関の本だと紹介されていた。
確かに難しいが、カント理論はフリーメイソン思想の基礎であると『国際フリーメイソン事典』に明記されている。
またフリーメイソンを牛耳っていると目されてきた秘密結社イルミナティの創設者である法哲学者のアダムヴァイスハウプトもカントの理論に影響をうけ、批判する本を2冊出版している。
そのフリーメイソンが主体となって、米国独立革命、フランス革命を起こし、日本国憲法を作成した。
カント理論を大まかに理解することが民主主義の理解につながる。
今回見た第一回目は、「物自体」、「現象」、「感性」、「概念」
など難解な理論の基礎をアニメで分かりやすく解説してくれていた。
4回シリーズの予告をみると、最後には現在の民主主義の道徳的基礎になっている『実践理性批判』(純粋理性批判の続編)まで紹介してくれるようだ。
混迷が深まる現在の民主主義の謎を解明するためにも、その原理を再確認していく必要がある。
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https://www.amazon.co.jp/dp/4781606342/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_UwO1Eb8WWSAW1 カントの純粋理性批判の解説本で一番わかりやすかったのがこの本です。
(記事終了)
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