1980-90'sのマンチェスターの音楽シーンをテーマにした、ヴィンテージTシャツとポスターの展覧会「WORN OUT」を観に、富ヶ谷のGrand Gallery/The Beach Galleryに行って来ました。
この年代の「マッドチェスター」と呼ばれるようなシーンには、アタクシ実はそれほど影響を受けていなくて。当時は音楽もファッションももっと古いものが好きだったし、音楽に関わる仕事をするようになってからは、親分の影響でアメリカの音楽ばかり聴いていました。
それでも行ってみようと思ったのは、「マンチェスター」「ファクトリーレコード」「ハシエンダ」「FAC51」という「記号」をTシャツの形で見ることは、CDジャケットのデザインよりTシャツのデザインをやることが増えた今のアタクシにとって、何かしらプラスになるのではと思ったからです。なのでそもそもの目的が楽しむことではなかったアタクシにとっては、楽しいというより色々と考えさせられる展覧会でした。ストーンローゼスやジョイディヴィジョンの音が頭の中で鳴らないわけで。
古着も好きだけどホンモノ思考ではないので、そこに大枚を叩く気はないですし。それでも「FAC51」の受注生産Tシャツは手が出る金額だったので、注文して来ました。これを機会に80-90'sのイギリスの音楽ももっと聴いてみようと思います。届くのが楽しみです。
https://cargocollective.com/beachgallery
考えさせられると言えば。 さんざん着倒したTシャツは雑巾として使っています。先日の雑巾はUAの1996ツアーTシャツ(親分デザイン)とGO!GO!7188の2008ツアーTシャツ(阿萬企画デザイン)でした。UAはジャーナルスタンダードから当時のジャケットがドーンとプリントされたTシャツが最近出てますね。なんだか複雑な気持ちになります。