柴犬と縄文回帰3~変わること・変わらないこと | 在り方をととのえる/天眞音・クルール※天と地を繋ぐ・結ぶ人~スピリチュアルは生きること・日常そのもの~

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「天眞音・クルール(アマネ・クルール)」は、在り方をととのえるための方法をお伝えしている女性専用サロンです。
氣付きやサイン、メッセージ等はいつでも日常に溢れています。
それを受け取ることのできる心と身体の器・在り方をととのえて参りましょう。

前回のブログ 「柴犬と縄文回帰2~穏やかだから続く」 の続きとなります。

 

当ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。天眞音・クルール(アマネ・クルール)/眞樹子です。


初回のブログ 「柴犬と縄文回帰1~ひと回りして元に戻る」 内でご紹介した以下の漫画内で、柴犬が発している言葉をキーワードだと感じました。

 

なんてったって
私ら柴犬は

けっして自分を
曲げず譲らず

縄文時代から
なんにも変わらず
生きてきたん
ですから!

彼ら (柴犬) の言葉には、「縄文時代からなんにも変わらず生きてきた」 とあります。

この ”変わらず生きてきた” という言葉が、一番最初に私の内側に発生したフックとなって、続きもののブログになりました。

※そこからさらに派生して、結果、前回の縄文時代についてのブログが、さらに増えたというね…笑

 

変わらないこと

縄文時代から柴犬が存在していたということですが、正確には 「縄文犬 (縄文柴犬)」 と云うそうです。

柴犬って、あまたある犬種の一つだとi思っておりましたが、実は柴犬自体がさらに分類されているんですって!

通りで、お顔が個体によって随分違って見える筈です。
※単に、個体差・個性だと思い込んでありました^^;

信州柴、美濃柴、山陰柴、川上犬…など、地域によっていくつかのグループに分かれてたようです。

犬のルーツについては、狼だという説が一番有力視されているようですが、その狼の遺伝子・DNAに一番近い犬種が柴犬なんですって。

限りなく、犬の原種・ルーツに近いということ。

原種に近い状態の姿形のまま、変わらぬ姿を現代まで残してきているということになります。

およそ1万年前の原型に近い形態を残している、という点から、世界でも他に例のない貴重な存在として、いろいろと研究もされているようです。

縄文人は狩猟の際にも犬と協働していたようですし、なによりも遺跡などで、犬が人と一緒に埋葬されているものもありますので、人に対してと同じように、犬の死を悼み埋葬するような関係性が伺われます。

この、人と犬の関係性も、ずっと変わらずに継続しているものの一つかもしれません。

 

変わること

ずっと変わらないままの柴犬ですが、15,000年もの間、まったく変わらないかと云えば、決してそうではなかったと思うのです。

自然環境の変化もありますし、生き残るためには状況に応じて変化する、ある種の柔軟性がなければ、難しいと思うんですよね。

生き物の話とは異なりますので、少々例えが乱暴かもしれませんが、いわゆる 「老舗」 と呼ばれるお店は、必ず何かしらを変えているそうです。

 

変化を怖れないと云いましょうか、「保守性 (変わらないこと)」 と 「革新性 (変わること)」 という相反するものを同居させながらも、これまでの在り方とバランスを取りつつ調和する方法を取っているからこその 「老舗」 なのだと思います。

柴犬も原型に近いDNAのまま現在に至っておりますが、そんな柴犬も一時は絶滅の危機になっています。

1936年には 「天然記念物」 に指定されているということですから、ここ100年以内という割と身近なお話しでもあります。

様々な要因 (戦争、食糧難、感染症、雑種化…等) があったからだと思いますが、そこから 「絶滅の危機から守ろう!」 という運動が起こり、柴犬は復活を果たして、現在に至っているようです。

人に歴史あり…という言い回しがありますが、「柴犬にも歴史あり」 ですね^^

 

どちらも必要

変わることと、変わらないこと。

「時代」 と云う時間を超越して存在するためには、その両方の要素を携える必要があります。

見方を変えると、その両方がなければ、存在し続けることは難しいんですよね。

核となるもの・軸となるものは、変わらずに揺るがず持ち続け、それと同時に時代や状況や場面に応じて、臨機応変に変化して対応し続ける柔軟さ。

その為には、「何を変えずに、何を変えるのか」 という取捨選択が必要になって参ります。

取捨選択するために必要なものは、見極める視点であり、自分の感覚で考えること・思考することであり、決めること。

そして決めたことを、トライアル&エラーで行動し続けることでもあります。

一見相反するものを併せ持つ柔軟性。

それはそのまま、内なる自分が抱えている ”相反するもの” を許容し・受容し・認識することにも繋がります。

陰陽の統合は、自分の内側でおこなうことですから。

以下の過去ブログも繋がっている内容となりますので、よろしければご参照ください。

 

「柴犬と縄文回帰4~テセウスの船(パラドックス)」 へ続く


※過去も未来も今ここも、変化と不変の選択肢も、いつだって自分の手の内にあります。選ぶのは自分、決めるのも自分。だけど、一人一人の選択と決定が、全体性(潜象世界)にダイレクトに繋がっていることを、常に意識したいのです。


いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。
どなた様も日々の生活をイキイキと、心穏やかにお過ごしくださいますように…☆

 

 

 


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