中学生・高校生になると部活動費って、かなり必要ですよね。(上の写真は画像が粗いですが、高1の時の息子の写真です。)
我が家の息子は、中学はサッカー部とスキー部。高校では、スキー部。
そもそもアルペンスキーって、どんな競技なの?
アルペンスキーは、斜面に旗門が複数あって、選手は、決められた旗門を回って滑り、そのタイムを競う競技です。
イメージは、こんな感じです。
オリンピックやW杯などのニュースを見たことがあるかもしれませんね。
アルペンスキーは、
- スラローム(SL)
- ジャイアントスラローム(GS)
- スーパージャイアントスラローム(スーパーGS)
- 滑降(ダウンヒル)
と4つの競技スタイルがあります。
中学生は、上記の中のSLとGSに取り組みます。高校生になると、スーパーGSが加わってくるんです。
用意するものはどんなもの?
アルペンスキーをするためには、FISの規定に則ったマテリアル(用具)が必要になります。
共通で使えるものは、ブーツとウェアだけかもしれないです。
と言うのも、SLには、SLの規定があり、GSにはGSの規定があるからなんですね。
具体的には?
SLの場合、SLスキー板、ストック、ヘルメットは、必須ですがその他に、SL用レガースとパンチガードもないと厳しいかもしれないです。
GSは、GSスキー板、ストック、ヘルメットは、必須です。そして、アームガード。
共通で使えるものは、ウェアとブーツでしょうか。
息子が選手の時のだいたいの価格
ざっと並べるとこんな感じです。上記の価格は、あくまでも息子が選手だった頃の価格を思い出しながら書いています。今は、もっと価格は高いと思います。
上記の他にも、リフト券・食事代・送迎代金、アンダーウェア一式、合宿代、大会へのエントリーフィーなどなどが必要です。もしかしたら、もっとあったかもしれないですが、忘れました。
中学2年生からハートチームに入れた
息子は、中学1年生の時は、ロシニョールチームに入っていました。そして、中2になってからは、ハートチームに入ることができました。
ハートって聞いたことがないかもしれないですが、モーグルの上村愛子さんが所属していたチームです。
ハートは、板からウェアまでほぼ一通り揃うので、本当に助かりました。
ハートチームに入ると言うことは、道具がお安く買えるので、その分、広告塔として、スキー場では必ずすべてハートの道具を使う必要があるんですね。
ですから、息子は、ブーツとストック、ガード系以外は、全てハートの商品を着けていました。
さらに、ハートでは毎年のように、ニューウェアが発売されるんですが、息子たち契約選手は、来季モデルの着用が義務付けられるんです。
と言うことは、毎年、ウェア類も新しいものを購入しないとダメだってことです。
毎年5月には発注する
スキーシーズンが終わるのは、5月の中旬なんですが、その直後に、全ての発注をします。
特に、板は、選手用のモノは数多く作りませんから、その時に発注しないと間に合わないんですよ。
また、ブーツは、ラングと言うブーツを履いていましたが、足型を3Dでスキャンして、ラング本社があるフランスまで送ります。
ラングの競技用ブーツは、一般的なモデルももちろんあるんですよ。しかし、足型をスキャンして、ほぼオーダーメイドのものなら、後が楽なんです。
と言うのも、スキーブーツは、チューンナップが必要になるんですよ。ブーツをバラバラにして、自分の足に合わせていく。そして、慣らしていく。
オーダーは、この工程が半分以下で終わってしまうので、毎年、オーダーしていました。
スキーって結構お金がかかるんですよね。
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