前回④からのつづきです。
(独身時代のお話です)
交番に女の子を送り届けたら
すぐに帰宅できると思っていました。
(想像図)
これに補足程度で終わると
思ってたんです。
ところが実際は違いました。
それでは交番についたところから
ご覧ください。
夜9時すぎ、駅前の交番につきました。
すぐに女性警官が出て来て
対応してくれました。
そのとき交番内の会話から
この子を探していたことが
わかりました。
それなら話は早そうです。
わたしは残業を終えた
帰宅途中だったので、
早く家に帰りたかったのです。
(実際は一度家の前まで行ったけどね、
女の子がイヤがったので家に入れず、
交番に連れて来ました。※③話参照)
男性警官から椅子に座るよう
すすめられました。
わたしもここまでの経緯を
説明しなくちゃと思いました。
女の子のお父さんはついさっきまで
交番にいたけれど、
車で周辺を探してみると言って
出て行ったのだそうです。
わたしはすぐに警察に
連絡できなかったことを
申し訳なく思いました。
そしてここから警官が
本領を発揮しました。
めっちゃ質問してくるんです!
女の子との経緯ではなく、
わたしのことを調べてる
感じなのです。
わたしとしては勝手について来られて
放っておくわけにいかないから
交番まで連れて来たのに、
まるで悪い人みたいな扱いに感じて
困惑しました。
でもまあ、お仕事だから
しょうがないのでしょうね。
唯一、わたしの住所を聞いて
驚かれたのが面白かったです。
それも当然。
最初の時点で迷子とわかってたら
5分で交番に連れて来れたのです。
う~ん、残念!
そして女の子がわたしと一緒に
姿を消してから、最短でも45分経過
していることになります。
お父さんはどんな気持ちで
いたのでしょう・・・。
そんなやり取りをしている間も
女の子は相変わらず泣くでもなく
楽しくやっているようでした。
帰りたいとも言い出せず警官からの
問いに答えていると、
女の子のお父さんが現れたのです。
(次回最終話です。)
すみません、あと2回で終わります!
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