ピジンな女子たち | The sounds☆まいにち知ります・学びます

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年齢の自覚がないアラカン。まだまだ引退しません。夢を叶えたい。体験・知識・お間抜けな日常・国際・なんでも書き込んでいます。

美人じゃなくって「ピジン」です。

ことばが違う同志で簡単な言葉で通じ合えるように出来上がった言語をピジンといいます。

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数年前、ある学級で中国人女子だけ固まってずっと中国語を話し続けていました。

日本人生徒は退いていました^^;;

当然ですが…逆異文化空間を作っていたのです。

つまり、日本の高校なのに外国にいる状態の空間ができてしまっていたのでした。

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で、翌年はフィリピン人が多い学級になり、フィリピン人の子は

実パパが日本人だったり、義理父が日本人だったりするので、教室では日本語を話す訓練ができていました。

「日本語教室=多言語教室」では思いっきりタガログで話しをし、その空間に入り込んでしまった中国人男子が

「おれ、グェン(学級で1人だけのベトナム人)の気持ちがわかった!!」この男子、大学卒業後、日本で結構いい企業に就職しました。
彼は、この体験があってよかった。

私自身、周囲の言葉がわからない体験、周囲の文字が読めない体験、
いかに異文化接触を対応するか…貴重な体感ですから。

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ブルガリアのトップ声楽家との共演があり、本当にまったく言葉が通じない状態で、

ハグによって心を通じ合えた経験が蘇りました。

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さて…女子って面倒くさい…と思うのは、日本人だけだと思ったら、
国・民族、関係なく、「ウチラ」を作るんですよね。
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中国人だけで固まった学年。
フィリピン人は自分の教室で日本語、日本語指導現場では日本語ではなくタガログ。

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その翌年に入学した子たち。

おお!!母語が全部違うからいいかも…と思ったら予測を外しました。

フィリピン・中国・ベトナム。

3人同じ学級だったのですが、

なんと「ピジン」で、3人の「日本語」ができてしまいました。

「みー・これから・たいいくかん・ごー・ね」

こんな感じを繰り返していました。

つまりこの子たちは、3人だけのための日本語を話していて、

実は日本語ではなかったことに気づいていませんでした。

で、このピジンに気づいていた中国人生徒はさりげなく軌道修正していましたが、

女子グループのリーダー的存在であるベトナム人女子は

私の存在がウザかったみたいでした。
私の英語は「訛っていてわからない」と言いました。
彼女のプライドは本人能力越えて高すぎて私には理解不能でした。

「私、日本語ペラペラだからぁ、ベトナムに帰っても日本語の先生の仕事できるよね」

…この日本語で??
とはいえ、当時のベトナム日本語教師のレベルは彼女と僅差。
当時、ものすごく戸惑いました。
この3人は「ピジン」日本語でまったく日本語ではなかったのに、
ペラペラだと勘違いして…。

日本人の友達、フィリピン人の子以外、いませんでした。

このベトナム人女子…今どうしているのでしょうか。
「あなたの日本語ヘン」と言われているのではないかと。

そして、それは私のせいだと思っているのではないかと。
私の注意をきかなかったあなたのせいだと思っていますが、
それがわかるのは、就職してからだろうと思います。

なにしろ、彼女は「英文学科」を合格していますが、

その教員構成は「文学」ではなく、「第二言語」を専門とする教員構成でした。
つまり、彼女は恰好の「論文ネタ」なので、教員の実験台という都合で合格したとしか思えません。

現在、彼女から連絡がないので、やはり私が思っている状況では、と思います。なぜなら、

大学に入ってから私の指導の意味がわかったと連絡がきますもの。

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現任校。ネパール語とベンガル語の女子。

もっとわかると思っていたのですが、「あれ??」が多。

気付いたのは、二人でしゃべっているのは本人たちヒンディー語ですが、

実は訛っていたのです。

パキスタン人男子とインド人男子が喋っているのはネイティブなんでわかります。

この二人も共通言語を話しているつもりで、
実はピジンなのです。

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女の子たち…日本語の問題だけでなく、

どうしても女子同志で固まりたいなにかがあるのではないでしょうか??

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現任校女子。

ネパールとバングラデシュ。
共通語としてヒンディ語。

私、「女言葉」だから聴き取れないのかと悩んだのですが、

…ちがう。
彼女たちはヒンディ語を話しているつもりでも、

訛っている!!
彼女たちの「ピジン」だったのです。

隣接言語なんで、お互いにヒンディ語だと思っているようですが、

実は訛っている!!

男子がヒンドゥースタニーくん(インド・ラージャスターン州出身)とPAKくん(イスラマバード出身)

このふたりは、実に汚いウルドゥー語を話しているのですが、

私にはわかる。
彼らはネイティブ言語だから。

ああ、彼女たちは、隣接言語だけど、お互いにヒンディ語は「ピジン」だったのだと。
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言語の問題ではなく、女子指導って

 

 

 

 

救急車乗ったことある?

ない…と思います。

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