ある国の若い兵士がこれまた若い女性と恋に落ちた。

 

兵士は日々、女性を思う日々が続く。

恋の病とはよく言ったもので

兵士は、胸を焦がし、不眠、嫉妬、食欲不信に嫌悪感など

これまでに襲われた事がないような激しい痛みに苛まれた。

 

それは、恋の語らいや、塀を挟んでの会話、

そして、手紙のやり取りではどうしても解決する事のできない病だった。

 

ある夜、そんな兵士のベットの前に2人の自称恋の天使が舞い降りた。

 

赤い帽子をかぶった天使と

青い帽子の天使。

 

赤い帽子の天使は兵士にこうアドバイスした。

 

「そんなに胸を焦がして可愛そうに。その病を治す方法を教えてあげましょう。

明日にでも、互いの唇で会話し、心も体もひとつになるのです。一夜を共にしなさい。

彼女もそれを望んでいるはずですよ。」

 

と。

 

しかし、

青い帽子の天使はこう言う。

 

「へへへ。もっと苦しめよ。もっとだ。彼女に触れてはいけないよ。お前達はもっともっと苦しまなくてはいけないんだ。」

 

そう言われ、しばらくすると兵士は一匹の天使を剣で切り裂いた。

 

「うぎゃ~~~~。なぜだ!なぜ私を切るのです。」

 

赤い帽子の天使は泣きながら兵士に向かって叫ぶと、

兵士は鼻息荒くこう答えた。

 

「恋の終わり方を教えるお前はきっと悪魔だ!去れ!」

 

赤い帽子の天使は一目散に逃げていった。

 

残された青い帽子の天使は続けてこう語る。

 

「もしも、その苦しみが10年20年と続くのならお前達は結婚しなさい。そんな相手を運命の人と言うのですよ。」

ある国の王様がひとつの法律をつくろうとしていた。

 

王は法案が、みんなのためになるのかどうかを審査するために議会を設け、

議会はその法案を審議し、満場一致でその法案を認めた。

 

しかし、全員が一致したにもかかわらず王はこんな事を言うのだ。

 

「この法案は無効だな」

 

すると、ひとりの大臣が聞き返した。

 

「この法案はすばらしく、満場一致したのですよ?それなのになぜ無効なのですか?」

 

と。

 

王は残念そうに答えた。

 

「お前達、92人もいて全員が快く受け入れられるはずがなかろう?何かしら変な圧力があったに決まっているではないか。」

ある時、保育園の先生は悟のお母さんにこう報告した。

 

「悟くん、嘘が多くてねぇ。みんなを困らせているんですよ。」

 

「実はね。うちでもそうなんです。全く誰に教わってきたのかしらね。」

 

そう思い、きっと保育園の友達から嘘を学んだのだと思った。

 

ある時、悟はまたウソをついた

悟の母は悟を叱った。

 

「全く、どこでそんな嘘を覚えたの?」

 

悟は泣きながら答える。

 

「パパだだよ」

 

と。

 


「何言っているの?いつもパパは仕事もマジメだし、嘘ついたことなんてないじゃない。」

 

極力子どもの前では旦那を立ててきた悟の母。

その旦那が嘘を教えていたとは・・・。

 

「いつ教わったの?言ってみなさい!」

 

悟の母はきつく言うと悟は答える。

 

「しくしく・・・。こないだ遊園地に連れて行ってくれなかったじゃないか。」

 

「だってそれは仕事でしょ?」

 

「でも・・・。」

 

「お父さんはね。家族にゴハンを食べさせるためにマジメに仕事に行っているの。分かった?」

 

「でも、約束したんだよ?」