ある国の王様がひとつの法律をつくろうとしていた。

 

王は法案が、みんなのためになるのかどうかを審査するために議会を設け、

議会はその法案を審議し、満場一致でその法案を認めた。

 

しかし、全員が一致したにもかかわらず王はこんな事を言うのだ。

 

「この法案は無効だな」

 

すると、ひとりの大臣が聞き返した。

 

「この法案はすばらしく、満場一致したのですよ?それなのになぜ無効なのですか?」

 

と。

 

王は残念そうに答えた。

 

「お前達、92人もいて全員が快く受け入れられるはずがなかろう?何かしら変な圧力があったに決まっているではないか。」