「あ!」

って一回言うと

何かを思い出し

 

「あぁ・・・」

っていうと

今しようと思っていたことを

忘れてしまった自分に絶望する。

 

「あああ!」

っていうのは絶叫で

 

「あぁぁぁ・・・」

ともなるとわざとらしい。

 

「あ”?」

になると少し機嫌が悪いのかと思い、

 

「あ”、あ”?」

ともなれば完全なけんか腰。

 

「あ”?あ”?あ”?」

おばさんがよく使う言葉で、

 

「あ”?」

自分が使っていると気がついたときは

おばさんって呼ばれ

そうは思うもののついつい使っている。

 

あの道を行けば

きっと私は迷子になって

この道はゴールにはつながっていない。


その道だったら迷えない。

夕ぐれ時は「あ」っという間にやってきて

日が遠くの方へと散ってゆく。

 

我を強めることを無くし

美しく「あ」を使いたい。


しめす言葉は少ないけれど

いろんな意味を含んでる。そんなあの話。


世界にたった一人だけ

人々の願いをかなえる神様がいたとします。

 

神様は不幸な人々、

幸せな人々の元に現れ願いを叶えてくれます。

 

あなたは

そんな神様です。

 

あなたは

最初に誰の元へ向かいますか?

 

あなたの家族ですか?

あなたの恋人ですか?

それともあなた自身ですか?

 

私が神様なら

誰の願いも聞き入れません。

 

なぜなら

簡単に願いが叶うのなら

人は駄目になります。

 

だから神様はいないのです。

 

存在しているのに存在していないもの

それが神様。

 

 

あるところに一人の青年がいました。

彼は毎日毎日願いを叶える神様の元にやってきてお祈りするのです。

 

「神様。おねげえだ。おっかーを助けてくんろ。病気でいつも苦しそうなんだ。」

 

そうやって社の前でお祈りした後、

仕事と病気の母親の面倒を一生懸命診ていました。

 

ですが、その看病も虚しく母親は他界してしまったのです。

青年はまた、願いをかなえる神様の社にやってきました。

 

「神様、神様。」

 

青年は泣いています。

 

「ありがとうございました。」

 

と、言うのです。

 

「おっかーの最後を看取ることができましたし、最後は安らぐ顔でした。もう苦しまなくてもいいんですね。」

僕はいつものように

たけると一緒に川辺で遊んでいた。

 

遊びって言ってもメインは

きれいな小石を探すためだった。

 

僕はいつも、丸い形のいい石を5つ持って帰る。

 

「ねぇ?みのるぅ。まだ探してんの?」

 

「駄目だな。今日はいい石が見つかんないや。」

 

「ねぇ?これは?」

 

そう言ってたけるは石を差し出した。

 

「う~ん?まぁまぁかな?」

 

「じゃあ、これは俺らの友情のあかしな!」

 

2流品だけど。

まぁいっかってことで、

僕らはその石を持って帰ることにした。

 

手は石を持っていたのだけど、

いつもみたいに気に入った石ってわけじゃなくて

いつ落としてもおかしくなかった。

 

その帰り道の途中。

 

友情の石は僕の手元を離れ

地面に落ちた。

 

拾おうと思えば拾えたのかもしれないけど

僕にとっては2流品のそれはすぐさま遊び道具へと変わった。

 

「えいっ!」

 

思いっきり蹴ったそれはころころと転がって地面を走っている。

たけるもその石を見て追いかけキック、キック、キック。

 

これでもかってくらい蹴った。

 

さっきまで

友情のあかしだったそれを蹴り続ける。

 

「おい、先にあおの溝に入れた奴が勝ちな!」

 

勝手に友情を貶める決まりを作った。


お互いに一歩も引けを取らない僕らは一生懸命になった。

 

「シュート!!」

 

僕の華麗なキックは見事あの小石を溝に入れることができた。

 

「はっは!僕の勝ちだね!じゃ、塾あるからまたね!」

 

「おぅ!」

 

僕らは

それぞれの帰路についた。