100万人のクラシックライブ@yube | てるみん ~エンターテインメントな日々~

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 今宵のグローバルリングシアターの公演は若手たちによるコンサートということもあってか、予約不要、用意されている椅子も200弱と少な目でしたが、お兄さん・お姉さんの若々しい演奏が気持ち良く、座ろうと思えば座れる程度に空席はあるけれど、集客は悪くない理想的なコンサートでした。交代で務めるMCも爽やか。チラシやwebの並びだと1st Vn:奈良原 裕子、2nd Vn:高宮城 凌のような並びでしたが、実際は逆でした。

 

 ヴィヴァルディの「四季」はヴァイオリンコンチェルトなのですが、それを弦楽四重奏で演奏なので「ザ・編曲」の響きが新鮮。久しぶりに「四季」を生で触れましたが、全曲聴きたくなりました。その後、モーツァルト~エルガー~チャイコフスキー~ドヴォルザークとクラシックの名曲の前半、後半はPOPSという構成。「グローバルリングスペシャルメドレー」は「星に願いを~ムーンリバー~見上げてごらん夜の星を」という流れで、実際の夜空を見上げながらこの曲を聴けるのは屋外コンサートならでは。POPSも品良く丁寧に演奏しているのがこのクワルテットの特徴でした。PA無しで改めて聴いてみたい♪

 

 グローバルリングシアターは巨大スクリーンで演奏風景をその場で映し出してくれるのですが、残念なことに演奏と映像でズレがあるので、映像を見ていると悪酔いしてしまいそう。。。実際に楽器を触ったことがある人ならばこの感覚わかっていただけるかと思います。ぜひ改善していただきたいところです。

 

 アンコールは「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を再度演奏かと思いきや、「マクモーツァルトのアイネ・クライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク」が登場。こういう遊び心は楽しいですね!! 客席も思わずニンマリ。楽しくお開き♪

 

【プログラム】

ヴィヴァルディ: 「四季」より「春」第1楽章
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク第1.3楽章
エルガー: 愛の挨拶
チャイコフスキー :アンダンテカンタービレ
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲「アメリカ」より第1楽章
パイレーツ・オブ・カリビアンより 彼こそが海賊
グローバリングスペシャルメドレー(星に願いを→ムーンリバー→見上げてごらん)
葉加瀬太郎:情熱大陸
ワルツィング・マチルダ
(アンコール)
ボア:マクモーツァルトのアイネ・クライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク

 

【出演】

高宮城 凌(ヴァイオリン)

奈良原 裕子(ヴァイオリン)

仁科 友希(ヴィオラ)

河野 明敏(チェロ)