福袋が来た。
下着の福袋だ。
これは美意識が刺激されて暴走したから買ったわけではない。
下着って気を抜くとダルダルし、生地が薄くなったままの下着を平気で使えてしまう。
下着は人目につかない分、勿体無いとみっともないのやりくり上手になりがちだ。
やりくり上手っていうと聞こえはいいが、この場合、単にだらしないだけだ。
私ももう若くない。
いつぶっ倒れて救急搬送、下着が毛玉だらけ、穴が空いて・・・なんて、救急搬送されるだけでもなかなかの恥ずかしさなのに。
実際に医療関係者がそんなこと気にも留めないだろうが、手慣れた看護師の脳裏には、
穴空きパンツの●●さん(性的な意味ではなく)
と認識されるだろう。
無論、そんな出来事があったら私はここぞとばかりに話のネタにし、子育てでお疲れ気味な友人たちに笑いをお届けするだろうが。
なので意識して年に一度買って入れ替えるようにしよう、と思っていた。
しかし、下着はなかなかいいお値段がする。
無職で人前に出るわけでもない私が、いや、下着は人前で披露しないけども、購入するにはなかなかのハードル、罪悪感の独壇場である。
まだ使えるしぃ、まだ破れてないしぃ。
そこで福袋だ。
お値段はお手頃で複数ゲットできる。
状態キープを目指すだけならば、これで十分。
デザインにこだわりや使用目的があるわけではない私にはもってこいの(企業側からしたら売れ残り在庫処分)企画だ。
ありがたい。
本当にありがたい。
一揃え以下のお値段で3点ゲット。
たーすーかーるー。
セット内容は選べないが、普段の自分はチョイスしないようなものが届くのでそれもありがたい。
実際に手元に来たものはなかなかしっかりしたものだった。
値段が安い、ということよりも、また新しい下着を身につけられるのがありがたい。
新品の下着はやはり心地よいし、気分がシャキーンとする。
3回ほどそれを味わえるのだ、この価格で!
とはいえ、時々はきちんとお店に行ってサイズを測ってもらって試着しセール品ではない価格でお買い物もする。
日々重力に抗っているとはいえ、私のような怠惰な人間が打ち勝てるほど重力は優しくない。
サイズの点検と、ちょっとした贅沢な気分を味わいにいく。
ズボラなわりにはちゃんとしようと、意識が向くのが下着である。
外側の洋服に関してはセンスがイマイチなだけではなく、空気、TPOがわかっていない、という致命的な欠点がある。
そのため変にこだわり始めるとただでさえギリギリの値で保っている社会性が概念もろとも吹っ飛びかねないので自重している。
というか、それを言い訳に小汚い格好している。
センスを磨こう、寄せていこうという努力を怠っているだけともいう。
たかだか下着を新調しただけで、ここまで長々文章にしている自分が滑稽だな、と思う。
さぁて、カウボーイビバップ の時間だ。
どっぷり好きな世界観に浸るぞー。
これくらい服装とか好き勝手しているのがデフォルトの世界だったら、服を買うのも楽しいのだろうな。