アマデウスが風の街より南風に載せて情報発信♪ -65ページ目

Silver Flame Ⅹ :ヴィーナとシタール

クローバー南インドのヴィーナと北インドのシタール クローバー
民族音楽, ビーラバドラ・ラオ, ナーラーヤナスワーミ, チッティ・バーブ, C・ランガ・シャーイー
音の世界遺産 超絶のヴィーナ

さて白熱(Silver Flame)ファイナルはインドです。


クローバーインドの音楽

Silver FlameⅠ~Ⅸで取り上げてきた音楽は

ここからは超絶技巧、神の世界ですと

一つの境界線が引かれているように思います。

しかしシタール、ヴィーナなどに代表されるインドの音楽には

そういった境界線らしきものがどこにも見当たりません。

すべての扉は開かれていますという言葉さえも無意味に感じます。

ここには扉なんて存在しないんですから。

聴く者の心と体は

無限に広がる神秘の空間へ解き放たれるのです。

白熱、超絶技巧、絶妙のアンサンブル、優美、優雅、勇壮、

高貴、気品、上品、風格、格調など

今まで使ってきた賞賛の言葉が神秘の空間へ消え去っていきました。

洋楽理論で得てきた美的価値観は何だったのか

日本の伝統美とは何だったのか。

アジアの神秘は何処からやって来て、何処へ向かおうとしているのか。

もう一度考え直さなければなりません。

俗世間で暮らしている私達は、

このような音楽を提供してくれた彼等に感謝しなければいけないですね。


クローバー枠組み

インドの音楽には決められた枠組みがあり

演奏者は常にそれを守りながら即興演奏を行います。

例えばリズムを関して言えば

1周期が10拍のリズムがあります。

彼らはその周期の中で即興演奏をするのです。

このようなルールとも言うべき枠組みは

私などでは解説できないほど複雑なものもあり

人が一生かかっても演奏しきれないほどの数があります。

こういった観点からインドの音楽を考えると

楽譜に頼るクラシックと即興がメインのジャズ

両方の音楽理論が共存していると言えるでしょう。


クローバー北インドと南インド

北インドでは常に新しいものを取り入れ

現代音楽にも対応しようとする動きがあります。

楽器も改良したりして、進化していくのです。

それに対し南インドでは古典音楽であるカルナータカ音楽を

頑なに守り続けようとする傾向が強いのです。

楽器の大きさですが

シタールはヴィオラ、ヴィーナはチェロくらいの差があります。

ただしヴィオラ、チェロは擦りますが

シタール、ヴィーナは爪を付けて弾きます。


クローバー打楽器

シタール、ヴィーナに欠かせないのが打楽器

シタールの演奏では、タブラという打楽器が登場します。

高音と中音を奏でる2種類の太鼓を床に並べ

座った状態でシタールと共演します。

シタールがサポートに廻り、タブラがソロを取ることもあります。

ヴィーナの演奏では、ムリダンガムとガダムという打楽器が登場します。

ムリダンガムは日本の鼓を大きくしたような形で

座った状態で抱きかかえるようにして左右から叩きます。

ガダムは球状の楽器で、すりばちを手で叩くような音がします。

北、南どちらもキーがあるようなので、

打楽器で歌っているように聞こえるのが特徴です。

そして洋楽打楽器理論と演奏技術のはるか彼方から

音が聞こえてくるのです。


あじさいヴィーナINI知識

楽器の女王と言われ、芸術の女神サラスワティの持ち物でした。

本来ヴィーナとは弦楽器一般を指す言葉であり

初期のものはハープ型であったと言われています。

だからヴィーナの正式名称はサラスワティ・ヴィーナと言います。



このCDでは持続音のための弦楽器タンブーラを

鳥居詳子さんが演奏しています↓

シタール
↑画像が無い為、私のCDを撮影しました。
民族音楽, モニラル・ナグ, マハプルシュ・ミシュラ, 鳥居詳子
シタール幻想~超絶のラーガ

因みに私はヴィーナの音楽が好きです。

Silver Flame Ⅸ :能楽「安宅」「熊野」「石橋」

メラメラ能楽メラメラ
観世流「安宅」
観世流「熊野」
観世流「石橋」
能楽「熊野」

クローバー能楽

私は能の謡曲なるものをまともに聴いたことは数えるほどしかありません。

能に関する知識もほとんどありません。

知っているのは観世流、宝生流、金剛流、金春(こんぱる)流、喜多流と

5つの流派があることぐいでしょうか。

私が読者登録している中で、能に詳しいensembleさんと言う方がいらっしゃるので

そちらで読んで下さいますよう、宜しくお願いします。


クローバー藤舎推峰「乱綾の舞」

私は長唄の石橋(しゃっきょう)もののルーツを辿り

能の世界に足を踏み入れました。

良く考えてみると、最初はこの楽器編成に惹かれていたようです。

そのため始めて聴いた能楽は

能管奏者である藤舎推峰が作曲した「乱綾の舞」という新作です。

彼は能楽囃子方の楽器編成で洋楽に習い長大な曲を作りました。

それが「乱陵の舞」です。勿論謡はありません。

この曲も紹介したいほど白熱の名演(自作自演)なんですが

残念ながら廃盤となっています。


クローバー「安宅」より弁慶男の舞

そして次に買ったレコードは

世阿弥生誕600年記念を祝い

五流派が一堂に会して行った演奏会の一部を

3枚組のレコードに収めたものでした。

この中に観世流「安宅」の後半部にあたる弁慶男の舞が収録されていました。

物語は皆さんも良くご存知ですよね、NHKの大河ドラマでも放送してましたから。

関所を通過する為に止む無く主君を打ち据えた弁慶でしたが

後で泣きながら義経に謝るんですよね。

私は涙もろいので、弁慶役の高橋秀樹の演技に泣いてしまいました。

この場面を白熱する囃し方で表現しているのが弁慶男の舞です。

残念ながらこちらも廃盤となっています。

観世流「安宅」でも検索しましたが

CD化されているものは見当たりませんでした。


クローバー「熊野」より熊野の舞

平宗盛の愛人熊野(ゆや)は故郷に残した老母が病床に伏せ

早く帰るようにと手紙を受け取り、その旨を宗盛に伝えたが

なかなか聞き入れてくれません。

そして清水の花見に連れて行かれ

やがて、満開の桜のもとで酒宴が始まります。

宗盛の希望で舞を舞っていると、村雨が降って桜を惜しげもなく散らします。

熊野は桜と母への思いを歌にしました。
「いかにせん都の春も惜しけれど 馴れし東の花や散るらん」

さすがの宗盛も熊野の母への思いに打たれ帰郷を許すのです。

この物語が能楽「熊野」となっているのです。


クローバー日本の女性美「熊野の舞」

先に挙げた弁慶男の舞を聴いた後に熊野の舞を聴いたわけですが

能楽において男性、女性の違いを

こんなにも優美に表現できるものなのかと驚いてしまいました。

熊野の舞は本当に美しい

日本の女性美のすべてが舞の中に表現されています。

私は日本画を鑑賞する時

しばしば熊野の舞を思い起こします。

それほどこの舞は美しいのです。

皆さんも機会があれば、どうぞ聴いて下さい。


クローバー「石橋」

最後に私の能の原点とも言うべき曲

石橋のCDを紹介して終わりたいと思います。

古典音楽, 観世元正, 観世元昭, 岡久雄, 寺井政数, 北村一郎, 亀井俊雄, 観世元信
能楽

明日はSilver Flame ファイナル!

Silver Flame Ⅷ :長唄・石橋もの(獅子もの)

長唄(舞踊用)
メラメラ石橋もの(獅子もの)鷺娘メラメラ

  メラメラ芳村伊十郎と杵屋栄次郎メラメラ


クローバー石橋もの

能楽の中に「石橋(しゃっきょう)もの」と呼ばれる曲があります。

物語の最後に霊獣・獅子が現れ、牡丹の花に戯れ

勇壮な舞を舞うというものです。

当時能は庶民の手の届くものではなかった為

この形式を庶民の音楽に取り入れて

楽しもうとする流れがあったようです。

長唄、歌舞伎など、様々なジャンルの音楽が

三味線を加えるなどし、アレンジして取り入れました。

振り付けも能へとどんどん近づいていきました。

当然ですが、能を発端とした形式である為

石橋(しゃっきょう)ものまたは獅子ものと呼ばれます。

これは各ジャンル共通の言葉となっているようです。

そしてこの形式の音楽を演じる為には

白熱のアンサンブルが必要不可欠なのです。


芳村伊十郎(七代目)
長唄全集(十九)鏡獅子/島の千

クローバー長唄における石橋もの(獅子もの)

「英執着獅子」、「連獅子」、「枕獅子」、「鏡獅子」、などがありますが

この中から「英執着獅子」と「鏡獅子」、を取り上げたいと思います。


クローバー「鏡獅子

この曲は九世市川団十郎が

上品で庶民向けでない「枕獅子」を気に入らないとのことで

新機軸を作り出して作曲されたものとなっています。

作曲された年代も明治に入ってからであり

当然のことながら、かなり革新的な石橋もの(獅子もの)ですね。

演奏時間も1時間近くかかり

とてもダイナミックなつくりとなっていています。


クローバー「英執着獅子」

こちらも伝統的な「枕獅子」などに対向して作られた曲です。

演奏時間も30分余りで「鏡獅子」のような派手さはなく

一回り小さいつくりとなっていますが

前半で牡丹の花や胡蝶が強調されていて非情に美しく

後半でもシンプルなアンサンブルの輪郭が

より鮮明に楽しめると思います。

こちらは作曲された年代は江戸時代と古く

先に紹介しました革新的な「鏡獅子」に比べれば

上品な風格と伝統美溢れる演奏を

堪能できると思います。

因みに私の好みは「英執着獅子」かな。


クローバー楽器編成

どちらの曲も能の「石橋(しゃっきょう)もの」の編成である

小鼓、大鼓、太鼓、笛に

三味線、鳴り物などを加えるだけでなく

三味線は3名、小鼓2名、鳴り物3名、謡3名と

大掛かりな編成となっており

洋楽の合奏団または小オーケストラの

アンサンブルに近いものがあります。

ちょっとした交響曲に接するつもりで日本の伝統美を

聴いて頂ければ宜しいのではないでしょうか。


まだまだ長唄・石橋ものを説明するには

私の知識不足を感じています。

もっと詳しい方からコメントを頂ければ幸いです。

芳村伊十郎(七代目)
長唄全集(2)英執着獅子/雛鶴三番叟

クローバー鷺娘

この曲は石橋もの(獅子もの)と全く同じ楽器編成を取っています。

ただ石橋もの(獅子もの)とはかなり趣向が違うようですね。

石橋もの(獅子もの)は獅子の舞が演じられます。

それに対し鷺娘は前半部分では

白鷺の精が娘に化身して水のほとりに洗われ

江戸女らしい盆踊りを舞っていますが

後半部分に入ると

一転して凄艶な地獄の責苦にあえぐという筋で幽艶な舞に変わります。

ここで脚光を浴びる楽器が三味線です。

津軽三味線を彷彿させる演奏が繰り広げられるのです。

白熱の三味線が白鷺の妖艶な舞を演出し

伝統的な日本の女性美を垣間見ることが出来るでしょう。

日本人女流画家・上村松園の女性美の追求と

通じるものがあるのではないでしょうか。

芳村伊十郎(七代目)
長唄全集(三)吉原雀/鷺娘

Silver Flame Ⅶ :陶敬穎 (中国琵琶)

メラメラ陶敬穎(タオ・ジンイン)メラメラ
イ族舞曲、十面埋伏
陶敬穎 (タオ・ジンイン)
中国の美音~琵琶

クローバー中国琵琶(ピパorピーパ)

琵琶が歌っています。

ついつられてメロディを口ずさんでしまいます。

何だかとっても懐かしく感じるのです。

日本人なのにどうしてでしょう。

不思議ですね。


クローバー風格の琵琶

陶敬穎の演奏は

決して叙情性に流されることなく

白熱の超絶技巧演奏の音つくりが

さもすればクールに聴こえたりすることでしょう。

しかし彼女の豊かな感性によって奏でられた

一音一音の向こう側には

凛と張りつめた気品溢れる世界が広がっているのです。

霧が立ち込める山々、流れる川など

中国を代表する景色がゆっくりと姿を現します。

ああ、何と高貴で優雅、勇壮な景色なんでしょう。

これ以上に気品豊かな景色を再現することは可能なのでしょうか。

と言ってしまっては言いすぎかも知れませんが

これだけの風格を持った演奏はジャンルを超えて探したとしても

そうそう見つかるものではないでしょう。


クローバー中国琵琶の音

日本の琵琶がバチを使って演奏しますが

中国の琵琶は人口の爪をつけて演奏をするため

超絶技巧が可能となります。

ただしギターのように弦を爪弾くのではなく

内側から外側へと弾きます。

ですからギターは爪の内側を使いますが

こちらは爪の外側を使います。

そしてビブラート、トレモロ奏法、ハーモニクスなどを多用するので

とても表現力豊かな楽器となるのです。

ただし演奏者には高い精神性と集中力が要求されます。

この楽器は日本の琵琶のルーツでもありますが

音色は全く異なります。

日本の琴と三味線を混ぜたような音であり

多用されるトレモロ奏法によって

マンドリンの音に聞こえたりもします。


クローバーイ族舞曲と十面埋伏

この2曲は中国古典曲の中でも

とりわけ超絶技巧を必要とするものです。

それを陶敬穎は愛唱歌を奏でるが如く、いとも簡単に弾きこなし

超絶技巧を演じていますという気負いが全く無いかわりに

結果、白熱(Silver Flame)の演奏となっているのです。


Rose 白熱とは



Silver Flame Ⅵ :マウリツィオ・ポリーニは

これでこちら でも読めます。

Silver Flame Ⅵ :マウリツィオ・ポリーニ

メラメラマウリツィオ・ポリーニ メラメラ
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
ベートーベン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ベートーベン:ピアノ・ソナタ第32番
クローバー超絶技巧を超えた白熱
クラシック音楽において白熱と呼べる演奏は
星の数ほどではないが、数え切れないくらいあります。
あるピアニストの白熱のライブを一度聴いてしまったら
他の演奏は白熱とは呼べないと言いたくなってしまうでしょう。
そのピアニストの名はマウリツィオ・ポリーニ
彼はショパン・コンクールで審査員満場一致で優勝しましたが
このまま演奏活動を続けず
演奏技術と音楽性を磨きたいと言って業界から姿を消しました。
彼は弟子入りしたミケランジェリのもとで指導を受けていたのです。

10年後突然彼は音楽業界に現れコンサートを開きました。
その時の演奏がNHK-FMで放送されたのです。
曲目はシューベルトのピアノ・ソナタ第21番です。
演奏が始まるとすぐに鳥肌が立ちましたね。
精神世界で繰り広げられる超絶技巧は
今まで味わった事の無い白熱のライブでした。
普通なら超絶技巧を披露するだけで賞賛を得る事ができるのに
彼はそれだけでは満足できず
超絶技巧を超えた精神主義を確立してしまったのです。
当時シューベルティアンと言われたアルフレッド・ブレンデルの
愛好家達さえも彼の演奏を認めざるを得なかったのです。
私もシューベルティアン愛好家の一人ですが
実際ブレンデルの演奏と優劣付け難いと言うより
比べる事自体間違っていると諭されました。
こんな方法でシューベルトの真髄を突く事ができるなんて
そんな馬鹿な事は在り得ないと我が耳を疑うほどです。
シューベルティアンしていないけれど
シューベルトの核心を掴んでいる。
もう彼の演奏にひざまずくしかなかったです。

クローバーピアノを叩く・ピアノを叩かない

ピアニストを単純に二つのタイプに分けた場合

ピアノを叩く楽器として扱うかそうでないかで分かれます。

ピアノを叩かない人は鍵盤に触れると表現すればいいでしょうか。

水面を鍵盤に例えるなら

指先を水面に振り下ろし、波紋を広げる場合

このニュアンスが叩くピアニスト

指先で水面に触れるてから下へ押し下げ、波紋を広げる場合

このニュアンスが叩かないピアニスト

実際こんな事はできませんから

これはあくまで指先のタッチをイメージとして捉えたものです。

だからショパンコンクール優勝者はすべて後者ではないでしょうか。

では前者にあたるピアニストは誰と聞かれたら

迷わずスビャトスラフ・リヒテルと答えます。

でもここで勘違いしてはいけない事があるのです。

叩くピアニストは粗雑で無神経、繊細さに欠けるのでしょうか。

いえ決してそうではありません。

リヒテルはとても神経質で繊細な感性を持っています。

それは演奏にも出ています。

でも彼はピアノを叩いているのです。


情熱的で迫力のある演奏を求めれば

当然叩くタイプのピアニストを選んだ方が

希望通りの演奏に出会えるでしょう。

リヒテルが演奏するベートーベンのピアノ・ソナタ第23番は

そう言った意味では最高の演奏でした。

若気の至り、リヒテルの23番以外は認めないとまで思ったものです。

その私の中の常識を覆してくれたのが

ポリーニが演奏するベートーベンのピアノ・ソナタ第23番です。

勿論これもまたNHK-FM放送のライブです。

先にシューベルトのピアノ・ソナタ第21番を聴いていましたから

ある程度の予測、いや覚悟はできていましたが

ここまで凄いとは思いませんでした。

ショパン・コンクール優勝者が

白熱のベートーベンのピアノ・ソナタ第23番なんて

絶対不可能だと思っていたのに

見事に期待は裏切られましたね。

ここでもやはりポリーニにひざまずくしかありません。


立て続けにシューベルトのピアノ・ソナタ第21番

ベートーベンのピアノ・ソナタ第23番と聴いてしまったのですから、

次に聴きたい曲はもう

ベートーベンのピアノ・ソナタ第32番しかありません。

金字塔とも言うべき第32番

ポリーニはどのように弾きこなすのか

期待は膨らむばかりです。

NHK-FM放送でのライブを聴ける日がやって来ました。

先に壮絶な二つの演奏を聴いていたので

今回は予想通りの演奏でした。

が、私にとって数々の常識を覆してくれたポリーニは

ピアノの神様になってしまったのです。


クローバーその後のポリーニ

伝説のライブとまで言われた彼の演奏でしたが

CD発売される頃には

あの頃の壮絶な白熱の演奏は影を潜めてしまったのです。

だから発売されたスタジオ録音のCDを聴き

がっかりしたものでです。

あの時のライブを聴いていなければ

十分過ぎるほど満足できる演奏内容なんですけどね。

そう思ったのは私だけではなく

どうしてあの全盛期に録音しておかなかたんだと

不満の声は増えるばかりです。

マスターテープを保管しているはずのドイツとオーストリア放送教会

各レコード会社の皆様

どうか協力しあい

あの時の壮絶な白熱(Silver Flame)のライブの

CD化を実現して貰いたいものです。


一時はポリーニの幾つかのCDの演奏を聴き

彼は燃え尽きて抜け殻になってしまったのかと

思った事もありましたが

一粒一粒磨きにかかった演奏はとても美しいです。

これだけ均整のとれた演奏は

完璧なポリーニの一人アンサンブルと賞賛しましょう。

残念ながらあの時の壮絶な演奏はここにはありませんが

とりあえずCDを1枚紹介します。

ポリーニ(マウリツィオ), シューベルト

シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番&第20番&第21番


メモシューベルティアン

業界とリスナーとの間で

暗黙の了解の中で生まれたと言っても過言ではありません。

初代シューベルティアンの称号を与えられたピアニストは

アルフレッド・ブレンデルです。

これは真のシューベルトを聴きたければ

シューベルティアンの演奏を聴けと言うメッセージでもあるのです。

詳しく語り出すと、とても長くなるので

また後ほどブログで取り上げたいと思います。

Rose 白熱とは