LIVE PARTY 2015 Part1/Part2 | カピバラ日和

カピバラ日和

東京女子流が大好きです。

意識低い系ヲタクこといつもカピバラです。
最近は意識低いポストしかしていません。

小西彩乃さんが活動を休止にはいったのは6月25日。もう3か月ほど経つわけで、アーティスト宣言以降の「切り替わったな」という手応えも薄いまま、5人揃わない女子流のシルエットも切なく、また、圧倒的ライブコンテンツ不足による日照り状態で、意識の高いも低いもない状態であります。

そんな枯れタライトが待ちに待ったワンマンライブが9月22日、あの悪名高き柱がそびえる渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて二部構成で開催されるということで、藁にもすがる思いで参加しました。

両部ブロックごとにセトリをふりかえってみます。

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第一部
-RED-

01. Paint in Black
02. ヒマワリと星屑
(MC)

 私の大好物のPaint in Blackが一曲目に登場して思わずワキワキしてしまいました。松井寛氏のアルバム「MIRRORBALL FLARE」が流れる会場前の雰囲気の中から、Paint in Blackだけがトラックを抜け出してステージに現れたかのよう。
 ヒマワリの日本語版。終わりがビシッと決まる個性が光る楽曲だけど、序盤で映える面白い曲だよね。


03. Never ever -Original mix-
04. mine
05. Bad Flower
06. 加速度
07. illusion(初)
08. Limited addiction
09. existence
10. ディスコード
11. Count Three
(MC)

 往年の名曲シリーズというか、ぶっ通しで9曲、盛り上がるブロックですね。私がこのライブの二日前のカラオケでこの中の(JOYに収録されている6曲のうち)5曲を歌ったという、もう俺得選曲でした。さりげなくilusionが入っていますがこれは庄司さんがソロ活動でやります映画の主題歌で、TGS51です。


12. 孤独の果て~月が泣いている~
13. Attack Hyper Beat POP
(MC)
 
 最近にわかに存在感を増している孤独の果てと、鉄板のAHBPで〆です。赤いタオルが回る回る。


EN:
(MC)
01. ずっと忘れない。
 
 メンバー衣装替えで、スパンコールでアレンジされたセカオワ風ピエロTシャツ(本日の公式グッズ)を着て出現。
 この曲めっちゃ好きです。

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 俺得セトリが軸となった俺得ライブだったのですが、イマイチなにか足りないというか、やはり小西彩乃さんがいないせいなんでしょうか。
 メンバーが小西さんのパートを忘れるたびに切ない気持ちになったし、メンバーがそれぞれ小西さんのパートをもらった部分がまた興味深く感じられたり、ちょっと特殊なライブでした。
 中江さんの声がほんの微かにため気味に丸みを帯びて伸びる感じとか、庄司さんの声が真っ直ぐ通る感じとか、小西さんのもつ声の要素がいかに多様か、そして他のメンバーがその持ち味のどの部分と響きあっているのか、なんかそんなことを考えてしまった。


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第二部
-君の♡も赤くする?-

01. Liar -RE:NDZ Remix-
02. mine -Royal Mirrorball Mix -
03. Killing Me Softly -Miii Remix-
04. 月とサヨウナラ  -Royal Mirrorball Mix-
(MC)

 TJO氏がまずステージ中央で卓につき、徐に盤を回すところからライブスタート。音の転がし方もさることながら、客ののせ方が一流すぎる。
 女子流が登場すると、光沢ある黒のラフなエンボス地に蛍光ラインの入ったあのハニワ的衣装。4thツアーの記憶がよみがえります。隠しブラックライトによってメンバーの衣装の蛍光テープが、めぃてぃんの歯が、光る光る。


05. DJ BE-YAMA
    Partition Love -Royal Mirrorball Mix-
    Bad Flower -Royal Mirrorball Mix-
    Rock you -Royal Mirrorball Mix-
06. Share Harts
(MC)

 やまべは子供返りしてぴょんぴょんしてました。
 DJをこなしてご満悦とみえ、自身のソロ曲を披露。


07. Day By Day feat. 中江友梨
08. Come on honey! feat. 新井ひとみ
09. illusion
10. Never ever -TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix-
(MC)
 中江~~~!トースト齧りたさしかない。カモハニはdancingthoughthenight氏とokadada氏によるラップパートをカット。JOY版カラオケと同じ尺になるのね。めぃてぃんの新ソロ曲はTJO氏の生DJでバリバリのクラブ音楽的な雰囲気に仕上がってました。
 場が温まったところで今回の本命となるTJO氏によるNever everの生DJ。カコイイネ


11. 運命 -Royal Mirroball Mix-
12. ヒマワリと星屑 -Yoshino Yoshikawa Remix-
13. ゆうやけハナビ -banvox Remix-
14. I Really Like You × ずっと忘れない。(MASH UP)
(MC)

 また円熟した曲が続きます。
 曲数はありますが部分はしょってます。
 最後はずっと忘れない。のマッシュアップ。なかなか聴けるものではないねこれは。メンバーのわちゃわちゃしか覚えてないけど、心地よい時間でした。あっと言う間。

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 RMMだけではなく、マルチネのシリーズをふんだんに盛り込んである凝ったクラブ風セトリ。どの曲も元歌がかなり好きなんだけど、こうして意図をもって切り貼りしたり並べたりするとそれはそれで楽しい。楽しかったっす。
 DJ BE-YAMAはこれでいいのかというところがあって、敢えて言うなら、「もっと盛り上がって」みたいに客を煽るのはいいんだけど、なんかそれをやりたいだけみたいな。卓をぜんぜん触ってないけどいいのここなんかギュイーンとかシュワーとかやらなくていいの、的な。DJとして鳴らす音で主張するような仕事ではなかったのは残念でした。いや、でも、これって今の女子流に置き換えてみると、音楽での主張が少なくて、ついてこいとか声出してとか、指示している場面が多くないか、と。高望みしすぎと言われればそれまでだけど、例えばTJO氏のDJの仕草などを観ていると、音を浴びて湧き上がる観客の感情の発露の道筋を、クラップやら縦ノリというのか手の動きなどとして、つけていく、というような仕事ができるといいのかなと。アーティストってそういうことなんじゃないのん、と。


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 ということで、ライブは楽しかったのでもう毎月でも毎週でもやってほしいんですが、アーティスト宣言の後に化けたかというと、贔屓目に見ても気配は感じられませんでした。

 小西さんがこの状況なので、今の女子流は本当の姿じゃない。その中でどのように立ち振る舞うかみたいなところもありますね。今回のライブでは小西さんのことには一切触れず。他のグループ歌手がどうなのかは知らないけど、ちょっとなんかひどいんじゃないのと箱推しとしては思いました。

 ヲタクが何をいってもしょうがないっすね。

 とりあえず次の秋田にはいきます。
 小箱での女子流はまた印象が違うはず。

 目下、それを楽しみに。