カピバラ日和

カピバラ日和

東京女子流が大好きです。

 
 生憎の雨天ですが、お台場へ行かねばなるまい。
 
 

 
  さっそくメンバーの実母の周りにオタクの人だかりが。
 
 

東京女子流 LAST LIVE ~*キセキの物語*~

 
  開演までインストゥルメンタルを流していくスタイル。 リリース順ではないんですね。
 
1. キラリ☆
2. フォーリンラブな時
3. 鼓動の秘密
4. Killing Me Softly
5. Viva La 恋心
6. 夏の密度
7. メドレー(1)datura⇨We Will Win!-ココロのバトンでポ・ポンのポーン!-⇨ちいさな奇跡⇨LolitA☆Stawberry in summer⇨ディスコード⇨運命⇨雨と雫⇨kissはあげない⇨コーナーカット・メモリーズ⇨Rock you!⇨光るよ⇨Get The Star⇨Attack Hyper Beat POP
MC
8. メドレー(2)2:30am⇨ラストロマンス⇨predawn⇨water lily~睡蓮~⇨ミルフィーユ⇨Never ever (TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)⇨純白の約束⇨YOU&I FOREVER (YUSUKE from BLU-SWING mix)⇨リフレクション⇨深海 -Hi-ra mix-⇨ずっと 忘れない。⇨導火線、フラッシュバック⇨ワ.ガ.マ.マ -MURO's KG Remix
9. Partition Love
10. Bad Flower
11. Limited addiction
12. Liar
13. 約束
14. 大切な言葉
MC
15. Dear mama
16. メドレー(3)
ストロベリーフロート⇨Hello, Goodbye⇨ロマンチックな事情⇨追憶⇨サヨナラ、ありがとう。⇨ロンリーレイン⇨孤独の果て ~月が泣いている~⇨きっと 忘れない、、、⇨days~キミだけがいない街~⇨ゆうやけハナビ
17. ヒマワリと星屑
18. おんなじキモチ
19. キミニヲクル
ムービー
20. とけないまほう
21. 交換日記
22. キセキ
AN. キラリ☆
 
 一言で言うと、悔いの残らないライブだった。これが一番大事なことなのだと思う。
 

 フルで全曲ライブなんてやったら死人が出るので、シングルのA面とかから19曲を厳選して、残りは何とかエッセンスをメドレーに。じっくり聴きたい派ではあるものの、今日はあっさり宗派替え。全ての女子流楽曲にサヨナラを。みたいな。むしろ、どのフレーズをもってその曲のエッセンスとするか、という部分に相当な文脈が圧縮されていて、ラストライブの構成として20000点くらいあげてもよい気持ち。ゆうやけハナビは絶対あそこを切り取ってくると思ってましたよ。ご協力頂いたアスタライトの紳士の方々ありがとうございました。

 裏を考えると、何番を選ぶかによって歌詞もフリも変わるし、前後の曲の繋ぎでフォーメーションも調整が入るとなると、フル尺でやるより手間は多い気がする。それをそつなくこなして、これといったトラブルなく演りきった。

 これでもTGSナンバー付きでメドレーにも入ってない曲いっぱいあるのに3時間の長丁場。年月の重み。

 
 ただね。
 中江よ、「もし1人でも欠けてたら」なんつってたけども…
 裏方はともかく小西の総括がないことが、遅くともセカンドアルバム辺りから追ってるアスタライトが余裕で過半数を占める会場において、いろいろと噛み合わせをおかしくしてる気がした。メドレーを織り交ぜて16年の歴史を総括して、未来に向けてそれぞれの道を歩んでいく。渋谷の方向性、文脈も概ねこれではなかったか。そんな感じでも十分だったところ、過去のMVを流し、東京女子流に関わった関係者への気持ちを述べて掘り下げていくと、腫れ物のように無視された小西の存在感が浮かび上がってきてしまう。
 個人的には、今こうしてステージに上がっているメンバーが決めた解散なので、この4人がラストライブの中心であり、全てであり、メタ的な出来事に分類される人事変更は触れなくていい。本人がいないのに気持ちを代弁したり、脱退を感動物語に書き換えなきゃいけないくらいなら放置でよい。それが私の本音。だった。
 だが、フル尺で披露した曲はちょうど半分が小西在籍時にリリースされたものであり、年月としても歴史の三分の一は占める。この16年とか、これからも曲を聴いて下さいとか、感動を盛り上げようとすればするほど、全てが一点に収束しそうな中で、置き去りの小西が際立つ。別に不祥事で辞めたわけでもなし、なんかうまいことならんかったんか。
  とはいえ、そんなに大きなノイズではない。
 
 アンコールでのやまべのアレがあったから、手紙に詰まるしょうじへの新井の優しさがあったから、東京女子流と気持ち良くお別れできる気がする。欲をいえば、ここで松茸さんの「めいちゃん泣かないで~」があるべきではと思ったが。
 私はアスタライトの端も端、カスタライトとかゲスタライトと呼ばれる領域の人間で、決して褒められるファンではなかったが、こんなに真剣に追いかけたアーティストはいない。推せない楽曲群はあれど、それまでの一時期、血を滾らせてCDをリピートし、ライブに足を運び、濃い時間を過ごさせてもらったことは、一生忘れないと思うし、心から感謝している。そして、記念すべきラストライブの空間に身を置けたことを本当に嬉しく思う。しょうじが言うように、後から幸せだったと思い出すんだろうな。
 
*****
 
 上記、具体性に乏しかったので以下追記(4/1)。
 
 3月31日。関東圏には強風が吹き荒れ、沿岸部にはひっきりなしに雨雲が押し寄せていた。ユニコーンガンダムが雨に濡れるお台場の空気は、ただただ暗く冷たかった。
 ダイバーシティのフードコートには大量のアスタライト。こんなにアスタライトっていたんだという感じで、熱気が伝わってくる。いつぶりかのZepp前の通路。こんなに狭かったっけってくらい人がいる。
 開場したはいいものの、寒空の下に追い出される。傘を差し、チケットを握りしめつつ、明らかに仕事の電話をしているお姉さんがいる。300番台から係員がめんどくなって5番刻みで呼び込みするようになった。
 
 会場に入ると、フロアの思い思いの場所にスタンバイしているアスタライトの姿。この規模感に圧倒されて、ラストライブの感慨が追いついてこない。
 MCおよびムービーを境にブロック分けしてみる。
 第1ブロックは新旧のバランスがとられた導入。TGS1,TGS0が附番されている女子流の原点「キラリ☆」と「Killing Me Softly」、そしてアーティストとしての方向性を強めたと思われる「鼓動の秘密」を配置しつつ、2017年以降のアイドル回帰路線の新しい曲を混ぜ込んでいる。メドレーはノリの良い曲、テンポの良い曲、伸びがある曲など、まぁ、オードブルですな。2015年以前のアーティスト宣言前の曲が少し割合多めなのは、しばらく現場に来ていなかった古参の心を掴む効果があると思われる。
 第2ブロック。ここでメドレーは一気に新しい曲群へ刷新される。最新の円盤のA面曲「導火線、フラッシュバック」が効果的。
かと思えば、第2ブロックのフル尺曲は全て2ndから4thアルバムの円熟期からチョイス。一気にあの頃が思い出される。ここがメインディッシュになるかな。「Bad Flower」のジュディオングだったり、「Liar」のキャストオフだったり、近年のライブでオミットされていた要素が拾われている。最後ぐらい完全版を見たいじゃない。それで言うと、ロリストのヘソ出しはオミットされたままですが。
 第3ブロックは別れの予感と一体感の演出。「ロンリーレイン」「days~キミだけがいない街~」「ゆうやけハナビ」「おんなじキモチ」の打線はなかなか巧み。また新しい曲を混ぜ、メドレーともに新旧半々の塩梅。この振れ幅。
 第4ブロックは恐らくしょうじ肝入りの純度100%最新曲。ティアラを冠したプリンセスみたいな衣装がまたこれがね。ライブやコンサートでこういう系統の衣装は多くないと思うのだけれど、着せられてる感じも着られている感じもなくて、歌姫というか、これまでの全ての積み上げの頂に立っている完成された歌手の姿に見えた。7thアルバムから「とけないまほう」「交換日記」「キセキ」。解散決定の2カ月後にリリースされたラストアルバムなので、決意・決別の意味合いしかない。手書きの歌詞が添えられたムービーの演出、ちょっと視線をどこにもっていけばいいか困ったけれど、やりたいことは伝わってきた。
 
 ここで一旦捌けて、近年しばらく応えられていないというアンコールへ。さすがにラストライブでは用意があるだろうと思って待つ。
 プリンセス衣装で再登場からの「キラリ☆」。用意が無かったのかとも思ったが、歌詞入りムービーが流れているので間違いなく予定にあったもの。手書きに対しては多少見劣りするが、意図はわかる。ダンスなしでここまで歌の印象は変わるものかとも思った。ただオタクはやはりクラップにはあまり乗ってこないね。振りコピ文化が根深い。

 はやく円盤化してほしい。