こだわりの77年 〜待ちわびたSierraがアップされた日〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 レコード店周りをネット検索に変えて、数年前からはサブスク契約と爺のMusic Lifeも様変わりしました。その結果以前より多くのアーティストと出会えることになりました。そこで70年代には知らなかった、聴かなかったアーティストや70s Musicが継承され、しっかり自分たちの音楽にしている21世紀以降のアーティストに出会える喜びは爺さん冥利に尽きます。そして何よりも至上の喜びを感じるのは、CD化されずアナログ盤を所有していたけれど、Better Daysの閉店時に処分してしまった大好物アーティストに再会できた時です。それは生き別れた子供達との再会を願う、童話「安寿と厨子王」の母の想い「「安寿恋しやホゥヤレホ。厨子王恋しやホゥヤレホ」と同様で「〜聴きたしホゥヤレホ」なのです。一度知ってしまった蜜の味は忘れることはできません。そして今日紹介するアーティストも、正にネットアップを待ちわびたアーティストのひとつです。嬉しくて早速ブログアップしちゃいました。

 今日の主役は70sのつわものアーティスト達が1977年限定で活動した伝説のバンドSierraです。メンバーはSneaky Pete Kleinow、Gib Guilbeau、 Thad Maxwell、 Mickey McGee、Bobby Cochran、The Flying Burrito Brosを中心に活躍した名プレイヤー達です。そして楽曲紹介は77年にリリースされた唯一のアルバムSIERRAです。プロデュースはFelix A. PappalardiそしてホーンズはTower Of Power Brass Section、これで悪かろうはずがありませんね。まずはアルバム冒頭のGinaから聴いてください。

 もちろんSierraのことは70sには知りませんでした。Better時代に掘り当てのですが、ジャケット買いよりはクレジットを見て購入したアルバムです。2曲目は西海岸風味がたっぷりのFarmer's Daughterです。

 このメンツですから爺の説明などいりませんね。ただただ耳を立ててください。お次は問答無用のYou Give Me Lovin'です。

 もちろん全曲申し分のない楽曲です。最後はアルバムでも最後に収録されているLet Me Liveです。今年のベスト盤の一枚になるでしょうね。世の中的にも私的にもブルーに染まっている中で一服の清涼剤になる素晴らしいアルバムです。

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