このブログを始めた時"棺桶に入れて持っていきたいアルバム100選"をメインに大好きなアーティストとその楽曲を紹介しようと思いました。"無人島に持っていきたいCD"ではあまりにも非現実的だと思ったからです。しかし先日コメントを頂き「CDもアナログレコードも棺桶には入れることができません。」とのご指摘を頂きました。トホホ...まあ入れるのは100%私ではないのですから、禁止されているならそれも致し方ないことと納得しました。ならばこれならば如何に愛した楽曲かを伝える術として可能かと思いす浮んだのが"今際の際でも聴きたい音楽"と"地味葬でいいから葬儀で流して欲しい音楽"でした。まあ長い眠りに就くのは少し先だと思いますが、大好きな音楽の中でも特に大大大好きな楽曲を紹介するテーマのひとつになるかなと感じています。
"洋楽涙そうそう"を始めたものの個人的な音楽嗜好で涙を共有することは難しいと実感しました。個人の呟きがブログの本質ならば、今後は「一緒に泣きましょう。」ではなく「私はこの曲で泣きました。」をより前面に正直にアップしていこうと思います。
今日はひとり生前葬というそれだけで泣ける内容です。本当に今際の際なら聴けないかもしれないし、当然葬儀の主役は口を挟むことができません。だからこんな曲で送られたいと願う楽曲を選びました。
まずは! Shall Be Releasedです。とかく葬儀は悲しみに包まれてしまいますが、苦しみから解放されるんだ!と心に叫びつつ昇天する、そんな上手くいくことはないと重々承知の助、そう思いたいのです。
生まれてくる時と死ぬ時はひとりなんだ、でもその間はず〜と淋しくなかったんだとこれまたこじつけになりました。それにしても素晴らしいメロディですが、歌詞の内容はゾッとします。
天才 Dolly Partonの名曲I Will Always Love Youです。もう何回ブログに登場しましたかね?今日はFreddie Mercuryでは
なくMarc Martelです。どこか似てますね。Marcのことはまたにして、歌うことは叶わなくてもせめて「これからもずっ〜と愛しているよ。」なんて今際の際で言えたら良いんだけどね。まあ無理です、想像していたら涙が止まらなくなっちゃいました。
最後は座右のアルバムTom Waits / Closing TimeからアルバムタイトルClosing Timeです。あまり聴くことないインストなんですが、この曲は別格です。Better Daysの閉店を決めたある夜、ひとりでカウンターで呑みながらこの曲を聴き嗚咽したことを思い出します。そろそろ今日は店じまいの時間です。時短なのですみません。
always