歩くこともおぼつかないけど、走ろうとした。でも今夜だけはRun Run Run! | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

親父から爺へ、そしてその先には・・・

 今日から師走、師(僧侶)も走る忙し時期というのが通説のようですので、12月の始まりに相応しく今日は走るRunをテーマにしたブログです。

 中学の時John LennonのアルバムJohn Lennon/Plastic Ono Band:ジョンの魂のMotherを初めて聴いた時は、The BeatlesのJohnとは全く違ったイメージにショックを受けました。冒頭のMotherにはこんな一節がありました。

Children, don't do What I have done
I couldn't walk And I tried to run
SoI got to tell you
Goodbye Goodbye

僕は歩くこともできないのに、走ろうとした。

 

今なら若い頃はみんなそうじゃないのかな?そう言えますが、

当時はこの歌詞に導かれるように、その後の私の人生は進んでいきました。

背伸びして垣間見る大人の世界に憧れていたんだと思います。

でも実際大人たちからは「歩くな!走れ!」の言葉の方が多かったですかね。

 前振りはここまで、早速Runをテーマに曲紹介です。まずは大好きなSister HazelのRun For The Hillsです。循環コードでのこのチョイ切ないメロディは彼らのお得意ですね。

 2000年にリリースされた40 Miles OutアルバムPart of Meはディスクユニオンでも一押し、70sの香り豊かな素晴らしいアルバムでした。Rock Bar仲間でも大いに盛り上がったのが昨日のことのようです。それではアルバムからKeep on Runningをお聴きください。

 

 日本では知名度が低いけど本当に素晴らしいSSW&ギターリストがMac McAnallyです。彼の80年3rdアルバムで名盤Cuttin' Cornersに収録されたRun My Lifeです。

 2016年の人気TVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は記憶に新しいですが、洋楽の逃げると言えばまずこの曲が浮かびます。1961年といえばほぼ60年前、その年に大ヒットしたのがDel ShannonのRunawayです。ちっとも色褪せない名曲を今夜はDel ShannonとスーパーバンドTraveling Wilburysで聴いてください。

 もし自分が大好きな競走馬の馬主になれたら、真っ先に所有馬に名付けたい名前がBorn To Runでした。夢は夢では終わりそうですが、いつまでもどこまでも勇気を与えてくれるアーティストがBruce Springsteenです。今夜の最後はもちろんBorn To Runです。今回はBilly Joelとの共演です。それにしても本当にボスはカッコいいなあ。

always