本命でもダークホース、万能でもスプリンター!あざーす!Splinter. | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 先日久々にヤフオクを覗いていたらキャンペーン中、おまけにTポイントも少々貯まっていたのでお買い得のCDを探してしまいました。数年前なら当たり前の行動でもダウンロード派に転向してからというもの、CD購入は縁遠くなりました。5000万曲以上の謳い文句に会員登録をしましたが、ダウンロードで求める音源が全て揃うわけではありません。70年代は今や昔のことなんだと実感します。そんなこんなで今回Go toばりに実費を安く抑えて購入したのが、Splinterの2ndアルバムHarder To Liveと3rdアルバムTwo Man Bandの二枚の紙ジャケです。

 Better Daysでも準ヘビロテ、今でもyutubeで聴いているSplinterはBeatle George Harrisonが1974年に発足したDark Horse Labelの契約第1号アーティストです。The Beatlesの弟バンドがBadfingerなら、さしずめSplinterはGeorge Harrisonの愛弟子的存在ですかね。Bill Elliott & Bob PurvisはビートルズやジョージのファンのみならずAORファンにも人気のイングランドのポップデュオです。

 1枚目のHarder To Live(1975)はプリデューサーがTom Scott、Chris SpeddingそしてWaddy Wachtel他が参加しています。もちろんGerogeは全面的に制作協力しています。それではまずSixty Miles Too Farを聴いてください。

 Bob Purvisが中心に作曲された楽曲は、Georgeテイストをより一層メロウにした全曲捨て曲なしです。年を重ねると身体的体力の衰えばかりでなく心の体力の弱くなります。ですから痛い音楽が一つもないSplinterは老いた体にとっても優しいのです。感覚的にはやはり70年代に活躍したアメリカの兄弟デュオAlessi に近い気がします。お次はTwo Man Band(1977)から2曲お聴きください。こちらのアルバムにはParker Mcgeeが参加しています。

 さて、Harder To Liveに収録されている楽曲の中でも特にお気に入りLonely Manは日本では日本語バージョンとのカップリングでリリースされています。日本語ヴァージョンの作詞は中村雅俊です。そしてこの縁でSplinterは79年に日本のみのシングルIf Somewhere And Somehow / Gandharaをリリースしています。A面のIfは中村雅俊のヒット曲いつか街で会ったなら(俺たちの勲章挿入歌:作吉田拓郎)B面はもちろんゴダイゴのヒット曲です。副産物と言うには勿体無いなかなかの出来栄えです。久々CDゲットで多少興奮ぎみでした。それでは3曲続けてどうぞ!今日もアクセスして頂きありがとうございました。

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