2020年 勝手に選ぶArtist of The Year Vol.2 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 さて勝手に選ぶArtist of The Year二日目は大御所達へ敬意の授賞式です。まずは奇跡の二人です。一人目は11月16日で79歳になるSwampの帝王Dan Penn、そして今年リリースしたアルバムLiving On Mercyです。どうしたらこんなMusic Lifeを送ることができるのでしょうか。73年のアルバムNobody's Foolから約50年、すべてが泥沼の?いいえ素晴らしい楽曲が詰まった最高のアーティストの一人です。Best Swamp Artist of The Yearです。

 正直この方のインタヴューを見ていたら、歌えるのかと思ってしまいます。奇跡の人もう一人は、11月17日で82歳になるカナダのSSW、Gordon Lightfootと2020年のアルバムSoloです。初めて聴いた時は泣いてしまいました。Gordonの祈りのような歌唱の前では私なんぞまだまだ小僧、悩む余地などない2020 Best SSW of The Yearです。

 今年も多くのカヴァーアルバムがリリースされ悩みましたが、選曲の良さからRonnie DunnとアルバムRe-Dunnを2020 Best Cover Album of The Year決定しました。

 AORからも選びたいと思っていたのですが、私には帯に短し襷に長し感が強い年でした。それでも大御所と呼べる年齢(57歳)になり、また息子Lucasもクレジットされ親子で製作された微笑ましさから決定しました。2020 Best AOR Album of The YearはLimitlessです。

 最後はBest Artist & Best Album of The Yearです。もちろん問答無用でSpringsteen and E Street BandとアルバムLetter to Youに決定です。私のMusic LifeはThe Beatlesとの出会いで始まりました。そしてボスも間違いなくMusic Lifeに多大な影響を与えてくれたアーティストの一人だと確信させてくれた一枚です。

always