先週の日曜日は、夫とデートでした。
まずは銀座のオザミ本店で腹ごしらえ
その後は丸の内へ移動。
目的は、三菱一号館美術館で開催中(10/15~来年1/16)の
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン
今回は、約50万点のコレクションを誇るイスラエル博物館から
印象派・ポスト印象派を中心とした作品69点が来日、
うち59点は初来日という、印象派好きとしては見逃せない展覧会です
①今回の目玉、縦型の構図で描かれたモネの「睡蓮の池」
1907年に描かれた睡蓮の作品群は、モネが何度も個展の開催を延期する程こだわり
1909年に自信作として発表したもので、睡蓮の当たり年と言われていています。
その自信作48点の作品のうち、縦型の構図で描かれた睡蓮は13点あり
今回はそのうちの3点を見ることが出来ます。
1点目はイスラエル博物館所蔵。こちらは写真撮影可でした。
光と水のゆらぎが伝わってくるようです。
やっぱり欲しくて、ポストカードも買っちゃった。
残り2点はそれぞれ
DIC川村記念美術館所蔵、和泉市久保惣記念美術館所蔵の作品。
構図は同じながら、それぞれの作品から受ける印象は異なり
見比べる事が出来て興味深いです。
② “レッサー・ユリィ”の作品に心奪われる・・・
レッサー・ユリィ・・・ 今回初めて知った方。
一目見て、素敵だなぁ、好きだなぁ・・・と目と心を奪われました。
「赤い絨毯」 窓の光を利用して編み物をする母親をイメージした作品
「夜のポツダム広場」
夜の町、雨に濡れた地面に映る光と人々の喧騒が
リアルに伝わってきて、まるでその場にいるみたい。。
今回一番印象に残った絵かもしれません。
ギフトショップで私と夫が一番先に手に取ったポストカードもこちらの絵でした。
レッサー・ユリィの作品は今回4点展示されていましたが
もっともっと彼の作品を見たい・・・
レッサー・ユリィ展は開催されないのだろうか・・・? と言う私を見て
夫が後に調べてくれた情報によると
海外ではレッサー・ユリィのWikipediaもあるし
レッサー・ユリィ展はニューヨーク 他 複数の場所で開催されているそうです。
更に、夫がSNSで情報を拾ったところ
「レッサー・ユリィを知れた事が今回の一番の収穫だった」 と書いている人も多く
結構話題になっているそうです。
これまで日本ではスポットが当たっていなかったけれど
今回こんなに日本の絵画ファンの心を掴んでいるのなら
いつかレッサー・ユリィ展が開催されるかもしれませんね?
期待しています
③ その他 紹介しきれないのでほんの少しだけ。。
セザンヌ 「川のそばのカントリーハウス」
ドービニー 「花咲くりんごの木」
クールベ 「海景色」
ゴッホ 「麦畑とボビー」
ゴッホ 「プロバンスの収穫期」
・・・キリが無いのでこの辺りで。
外に出ると、一気に寒くなっていました。
東京での絵画展に訪れたのはロンドンナショナルギャラリー展以来で
実に1年以上振り! とても楽しかったです
来週は上野で開催中の 「ゴッホ展」を予約していますし
渋谷Bunkamuraで開催中の「フランス展」にも来月中に行く予定です。
芸術の秋、楽しみます