止められないことを止めるコツ | つねにコーチであるために

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ほとんどの人は、止めたいのになかなか止められないことの一つや二つを持っている。

 

そこで、今回はなかなか止められないことを止めるコツについて、少しロジカルなスキルっぽく語ってみる。

◯自己認識

 

まず初めに、何が問題でどのようなパターンが繰り返されているか、自分の行動を把握し理解する。

 

そして、自分がなぜその行動を続けているのか、どのような感情や欲求が関わっているのか、自分がそのことから何を感じているのか言語化する。

 

言語化するときには、コーチと対話しながら自己認識を高めて行くのがお勧めだ。

 

自己認識はいろいろなところで登場するので、「成長に欠かせない自己認識能力」も合わせて参照して欲しい。

 

◯動機づけ(意思力・決心・覚悟)

 

自分の行動を把握・理解した上で、やめるという決断を下すため、強い意志や決心、覚悟を言葉にする。

 

なんのためにやめるのか、その動機や目的を含めると、より強固なものになる。

 

衝動や習慣に流されず、自分をコントロールするためには、強い意思や決心、覚悟が後ろ盾となる。

 

強い意志や決心、覚悟を伝える相手も、コーチが適任だ。

 

コーチとの対話は、実は自分との対話でもあり、コーチと交わす約束や意志表明は、自分に対する約束であり意志表明なのだ。

 

◯サポートの活用

 

なかなか止められないことを止めるには、家族、友人、専門家など自分以外の人のサポートを活用することが有効だ。

 

意識している人は少ないかもしれないけど、人のサポートを得るには、人にサポートを仰ぐにはスキル(ヘルプシーキング)を活用すると上手くいく。

 

自分が所属しているコミュニティを活用するのも有効だ。

 

学生時代の友人やサークルの仲間や共通の趣味の持ち主など、自分が持っている人との繋がりを活用することにより、「止める」という目的に対して互いに励まし合うことができる。

 

たかだか「止める」という行動に対して、そこまで大袈裟にロジカルなスキルっぽくすることはないと考えがちだが、このように構造的に捉えてみると、それだけで止められる可能性が高まると考えるのはボクだけだろうか🤔