以前から論語とコーチングの共通点に着目しており、『論語一日一言』という本を元にした投稿もしていたので、簡単にパワポにしてみた。
◯問いかけによる対話
論語には孔子が弟子たちと対話を通じて教えを伝える様子が描かれている。同様に、コーチングもクライアントとコーチの間での対話が中心であり、問いかけを通じて深い理解や気づきを生み出しているところが共通している。
◯個別化と人間関係の重視
論語の中心人物の孔子は、各弟子に合わせて教訓を伝え、また人間関係の重要性を強調している。コーチングもクライアントの個別のニーズや目標に焦点を当て、信頼と共感に基づく人間関係が成功に不可欠であることを見出しているところが共通している。
◯成長と倫理の追求
論語は徳や倫理に関する教訓が語られており、孔子は人間の成長と良き人間性の追求を強調していた様子がうかがえる。コーチングもクライアントの成長や発展を支援し、倫理的な原則を尊重することが重要であるとクライアントが気づくことが成功への道のりにつながっていることが多く、人間的な成長と倫理を追求して行くところが共通している。
◯自己認識と目標設定
孔子は弟子たちに自分自身を知ることの重要性を教えており、このことを現代風に言い直すと自己認識の重要性を教訓として残していると言える。一方、コーチングもクライアントが自らの価値観や目標を理解し、それに基づいて行動することを促すようサポートする。総じて、論語とコーチングの両方が、自己認識の向上や明確な目標設定の重要性を中心に置いており、共通している。
論語とコーチングは、共に人間の成長や良き生き方に焦点を当て、対話や問いかけを通じて深い理解と洞察を得る手段として共通している点が多いことから、論語は世界最古のコーチング事例集とも言えなくはないだろう。
詳しくは、ここのブログの「論語とコーチング」シリーズ👇をご覧あれ!
https://ameblo.jp/always-coaching/theme-10116504733.html