コーチングの構造 | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

コーチングの構造を絵に描くと、このような形になると今のボクは考えている。

 

 

コーチングは、クライアントのゴール達成を対話によってサポート(図では支援)するものだ。

 

クライアントはゴールを思い描き、コーチはその道のりでコーチングセッションを行い、クライアントをゴールまでサポートする。

 

最終的なゴールを達成するためには、その過程で小さなゴール(図では目標)を達成して行き、小さなゴールの先にある大きなゴールに辿り着く。

 

図では、クライアントが歩む道のりを黄色い線で表している。

 

クライアントとコーチはコーチングセッションで、目前の目標を語ったり、その目標を達成するための行動について、アイディアを出し合ったりする。

 

コーチングセッションでは、コーチが親身になってクライアントの話を聴いて、できていることを認めているので、クライアントにやる気が生まれてくる。

 

やる気が生まれると、それは行動に現れ、行動すれば成果が手に入り、やがて目標に到達する。

 

簡単に言えば、現状とゴールのギャップを埋めるための行動を見つければいいのだ。

 

現状とゴールのギャップは、主に「知識の不足」「スキルの不足」「人脈の不足」「ツールの不足」であることが多いが、この不足していることばかりに目を向けていると、モチベーション(やる気)が湧かない。

 

なので、コーチはまずできていることや、クライアントの強みにフォーカスして対話を進めて行く。

 

不思議なもので、できていることや強みについて語ると、自ずとモチベーションが上がってくるのだ。

 

クライアントとコーチは、最終的なゴールに辿り着くまで、コーチングセッションを繰り返して行く。

 

傾向としては、クライアントの行動ややる気が停滞しているところでコーチングセッションを行うと、新たな行動が見つかったり、やる気がみなぎったりする。

 

こうして、クライアントとコーチは二人三脚でゴールに向かって行動して行くという構造を構築することで、思いもよらないような大きな成果につながって行くのだ。

 

この図には表していないが、クライアントとコーチの間に厚い信頼関係が構築されていることも重要なポイントとなる。

 

信頼関係については、次回以降に語りたい。