看護とコーチングの違いについて | つねにコーチであるために

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この前は、『看護とコーチングの共通点について』書いてみた。

 

共通点が多く、オーバーラップしているとも言えるけど、あえて看護とコーチングの違いについて、ChatGTPに問いかけてみると、以下の回答が返ってきた。

 

※.個人的なコメントは「青字(イタリック)」でChatGTPの回答中に書き加えてみた。

 

ーーーーーChatGTPからーーーーー

 

看護とコーチングは、いくつかの点で異なるアプローチを持っています。以下は、看護とコーチングの主な違いのいくつかです:

1. 目的の違い:
   - 看護:看護は主に患者の健康の回復や維持、疾病の管理に焦点を当てます。看護師は患者の身体的な健康をサポートし、医療的なケアを提供します。
   - コーチング:コーチングは主に個人や組織の成長、目標の達成、パフォーマンスの向上に焦点を当てます。コーチはクライアントの潜在能力を引き出し、自己発見と自己成長を促進します。

看護が個人の成長を目的とすることがあると思うし、コーチングが身体的な健康をサポートするケースもあると思うので、オーバーラップする部分が大きいのだと思う。

2. 専門性とスコープ:
   - 看護:看護は医療分野に位置づけられ、医学的な知識と技術が必要です。看護師は患者の身体的な健康を評価し、医師と協力して治療を行います。
   - コーチング:コーチングは広範で、様々な分野や業界に適用されます。コーチングは専門的な知識が必要ではありますが、特定の専門分野に限定されません。

 

確かに、看護に分類される分野には、国家資格を保有する看護師でなければできない行動(行為?)も存在しており、専門性が求められる。
一方で、コーチングにも認定資格が存在し、一定の水準を満たしていないとコーチとして認められないという視点もあるが、看護ほど厳格な境界線は存在していない。フレキシブルであり自由度が高いと言える。
看護を専門スキルと見たとき、看護のスキル?の中に患者とのコミュニケーション(傾聴や応対など)が含まれるけど、コミュニケーションの部分はコーチングスキルを使うことが望ましいと思う。


3. 関与の仕方:
   - 看護:看護師は患者の健康に直接的に関与し、治療やケアを提供します。看護師は時には医療判断を下すことが求められます。
   - コーチング:コーチはクライアントと協力して、クライアントが自らの目標や課題に対処できるようにサポートします。コーチはクライアントが自分で答えを見つけ、行動することを奨励します。

 

看護を提供する人々(看護師?)には、圧倒的に提供される人々より治療やケアに対する知識量が多いので、その知識を伝達する場面が多くなることが予想される。

知識量の多い人から少ない人へ伝達するコミュニケーションは、ティーチングの要素が多くなる傾向が強く、提供者と受給者の間に先生と生徒のような力関係(上下関係?)が生まれやすい。

なので、看護の場面で答えを患者が持っていたとしても、それを主体とした看護が展開されるケースは少ないのが現状ではないだろうか。

4. アプローチのフレームワーク:
   - 看護:看護は医学的なアプローチやモデルに基づいています。臨床ガイドラインや医学的なプロトコルに則って行動します。
   - コーチング:コーチングは非指令的でクライアント主導のアプローチを採用します。コーチは質問を通じてクライアントが自分の価値観や目標を理解し、行動することを支援します。

 

医療?看護?の現場では、マニュアル(臨床ガイドライン?)に従った行動を要求されているという話を聞いたことがある。

もちろん、人命・人体に関わることなので、誤りや間違いを少なくしようという行いであることは理解できるけど、それが個人的な裁量による行動の余地を奪ってしまうことは予想がつく。

マニュアル本位の行動は、経験の浅い(スキルの低い?)看護師に求められることが多く、経験が多くスキルの高い看護師に求められることは少ないような気はする。独自の癖を身に付けたオツボネ化したナースは別だと思うが。。。

コーチングは、一応コーチングフローなるフローはあるものの、クライアント主導のアプローチであるがゆえ、一人一人の個性に応じた対話を展開しなければならない。

コーチングを提供する側に千差万別の対応力が必要であり、その千差万別の対応力はその人の在り方や生き方に頼るところが大きい。

これらは一般的な違いであり、個別の看護師やコーチがとりうるアプローチは異なることがあります。ただし、看護とコーチングは共通点も多く、特にコミュニケーションスキルや個別志向、エンパワーメントの考え方などが共通しています。

 

ーーーーーここまでChatGTPーーーーー

 

まとめとして、看護には医療的行為が含まれており、それを実施するには国家資格を得た看護師である必要がある。

これは、職業的な専門性とも言える。

 

一方で、看護の中には医療的・身体的なケアだけではなく、患者とのコミュニケーション(意思疎通?)や心理的不安の除去(心理的安全性の提供?)が含まれているので、この部分にはコーチングと同じコミュニケーションスキルや人としてのあり方(コーチとしてのあり方?)が求められる。

 

よって、看護とコーチングに境界線を引くのではなく、看護とコーチングを融合(オーバーラップ)させるのが望ましく、そのためにはコーチングスキルを身につけて実践できる看護コーチが必要なのだということになる。