(子張第十九)
信ぜられて而(しこう)して後(のち)に諫(いさ)む。未(いま)だ信ぜられざれば則(すなわ)ち以(もっ)て己(おのれ)を謗(そし)ると為す。
【訳】
「上の者に信頼されて後に諫めるとよく聴き入れてくれるが、まだ信頼されていないのに諫めると、かえって自分が謗られているように思えるだろう」
<論語が醸すコーチング>
【信ぜられて面して後に諌む】信頼されていれば、諫めてもよく聴き入れてもらえるので、コーチはクライアントが諌めても聞き入れてくれないと話していたら、その人との信頼関係を問い、自分にできることを見つけられるようサポートしている。