【焉んぞ死を知らん】(先進第十一) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(先進第十一)

(子)曰わく、未(いま)だ生(せい)を知(し)らず、焉(いずく)んぞ死(し)を知らん。

 

【訳】

先師が言われた。

「まだ自分がこの世に生まれ、生きていることもわからないのに、どうして死がなんであるかがわかろうか」

 

*上段を受けて、人はどうして生まれ、どうして生かされているかを知れば、自らの死を知るであろう。生死は昼夜のようなものであり、連続して変わらないゆえに、まずこの世に於て道理に叶って真実に生きることが不可欠である。

 

<論語が醸すコーチング>

【焉んぞ死を知らん】死がなんであるのかを理解することはできないので、コーチはクライアントに自分が生きる意味を問い続け、生きているうちにやりたいことを実現するサポートをしている。