【焉んぞ能<鬼に事えん】(先進第十一) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(先進第十一)

子曰わく、未(いま)だ人に事(つか)うること能(あた)わず、焉(いずく)んぞ能(よ)く鬼(き)に事(つか)えん。

 

【訳】

先師が言われた。

「まだ人に仕えることが十分できないのに、どうして神様に仕えることができようか」

 

*人間は誰しも父母のあるのはいうまでもない。その両親にも父母があり、二十代遡れば先祖の総数は百万を越す。こうして百代になれば、 まさに天文学的数になる。その先祖の始祖は宇宙根源につながる。そこで鬼は先祖の霊、神は宇宙の霊をいうのである。ここでは鬼神を併せ言っている。

 

<論語が醸すコーチング>

【焉んぞ能<鬼に事えん】身近な人の役に立てない人が大きな仕事を担うことはできないので、コーチは身近な人のサポートを行いつつ、クライアントのゴール達成をサポートしている。