【過ぎたるは猶及ばざるがごとし】(先進第十一) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(先進第十一)

子曰わく、過(す)ぎたるは猶(なお)及(およ)ばざるがごとし。

【訳】

先師が言われた。

「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」

*子貢が、後輩の師(字、子張)と商(字、子夏)は何れも秀れているが、どちらが勝っているかを孔子に尋ねた。孔子は、子張は積極的で子夏は消極的だと答えられた。そこで子貢は「それでは子張は子夏より勝っているのでしょうか」と尋ねた。これに対する答えが有名なこの言葉であった。

<論語が醸すコーチング>

【過ぎたるは猶及ばざるがごとし】やり過ぎはやらないのと同じなので、コーチはクライアントにやり過ぎを感じたら、感じたことを率直に伝えて、客観的な視点から見て適切と思える行動ができるようサポートしている。