【父母の年は忘るべからず】(里仁第四) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(里仁第四)

子曰わく、父母の年は、知らざる可(べ)からざるなり。一(いつ)は則(すなわ)ち以(もっ)て喜び、一(いつ)は則(すなわ)ち以(もっ)て懼(おそる)る。

 

【訳】

先師が言われた。

「父母の年は忘れてはならない。一方では達者で長生きしていることを喜び、一方では老い先の短いことを心配する」 

 

*老子に「六親和せずして孝慈有り」とあるが、 孔子の時代すでに親の年齢を忘れる子が多かったので、こういう教えが出来たのであろう。核家族化が進んで、親の命日をも忘れる子が多くなるのではなかろうか。

 

<論語が醸すコーチング>

【父母の年は忘るべからず】父母の年は決して忘れてはならないので、コーチはクライアントに父母の年を問いかけ、今の自分と父母の関わりを忘れないようサポートしている。