【子、温にして厲し】(述而第七) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(述而第七)

子、温(おん)にして厲(はげ)し。威(い)にして猛(たけ)からず。恭(きょう)にして安(やす)し。

 

【訳】

先師は穏やかでいて厳しく、厳かで あっても猛々しいところはなく、恭しくて、 しかも安らかな方であった。

 

*成人には二つの意味がある。その一つは、二十歳に達した大人という意味であり、もう一つは、 人間らしい人間、立派な人物になるという意味である。孔子は立派な人物となるべく生涯学行にいそしんで完熟の境に達し、万世の師表と仰がれるようになったのである。

 

<論語が醸すコーチング>

【子、温にして厲し】人には温かく受け止める側面と厳しく対処する側面が必要であり、コーチはクライアントにどちらかが欠けていると感じたら、感じたことを率直に伝えて、自ら変えられる行動を見つけるサポートをしている。