【其の愚は及ぶべからざるなり】(公冶長第五) | つねにコーチであるために

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(公冶長第五)

子曰わく、寧武子(ねいぶし)、邦(くに)に道(みち)有(あ)るときは則(すなわ)ち知(ち)なり。邦(くに)に道(みち)無(な)きときは則(すなわ)ち愚(ぐ)なり。其(そ)の知(ち)は及(およ)ぶべきなり。其(そ)の愚(ぐ)は及(およ)ぶべからざるなり。

 

【訳】

先師が言われた。

「寧武子は、国に道が行われているときには、知者としてその才能を発揮したが、国に道が行われていないときには、控えめにして愚者のようであった。その知者ぶりは及ぶことができても、その愚者ぶりは及ぶことができない」

 

<論語が醸すコーチング>

【其の愚は及ぶべからざるなり】愚かなフリをしてる人の能力を見抜くのは難しいけど、コーチはクライアントが愚かなフリをしていても対話から才能を感じ取り、ゴールを達成するためにその才能を最大限に発揮できるようサポートしている。