【約を以て之を失う者は鮮し】(里仁第四) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(里仁第四)

子曰わく、約(つづまやか)を以(もっ)て之(これ)を失(うしな)う者(もの)は鮮(すくな)し。

 

【訳】

先師が言われた。

「慎ましくして行き過ぎないように心がけて、失敗する者は少ない」

 

*かつて日本の田舎には長く続いた素封家があり、町には何代も続いた老舗があった。これらに共通しているのは、歴代贅沢を戒め、倹約を旨としたことである。先年数百年続いた富豪の代表住友本家の墓に詣でたことがある。高野山の豪華を競った大名家の墓石と異なり、歴代墓石の 質素に感服した。

 

<論語が醸すコーチング>

【約を以て之を失う者は鮮し】慎み深く行き過ぎないように心がけている人は失敗が少ないので、コーチはクライアントに慎みが無かったり過剰さを感じたら、感じたことを率直に伝えて、慎みを取り入れたり行き過ぎを改められるようサポートしている。