（里仁第四）
子曰わく、賢を見ては斉（ひと）しからんことを思い、不賢（ふけん）を見ては内（うち）に自（みずか）ら省（かえり）みるなり。
【訳】
先師が言われた。
「知徳兼備の優れた人を見たら、自分もそのようになりたいと思い、つまらない人を見たら、自分はどうかと反省する」
＜論語が醸すコーチング＞
【不賢を見ては内に自ら省みる】人間的に至らない人を見たら自分はどうかと省みることが大切なので、コーチはクライアントが誰かについて批判をしていたら、自分自身に置き換えたときはどうなのかを問いかけ、自分の行動を省みるサポートをしている。
