【君子は器ならず】(為政第二) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(為政第二)

君子は器(うつわ)ならず。

 

【訳】

先師が言われた。

「できた人物は特定の働きを持った器のようではない」

 

*天は万物を生成化育してやまない。中国理想の天子と称せられた舜は、広く天下から有能の人物を抜擢し、適材を適所に配置してその能を充分に発揮させて、天下はよく治まった。そうして自分は常に身を修めゆったりと南面するのみで、直接政務には携わらなかったという。論語では無為という。

 

<論語が醸すコーチング>

【君子は器ならず】人は特定の働きを持った器のようではないので、コーチがクライアントの話をじっくり聴いて、クライアントの個性とできていることを確実に認めて、心に寄り添いながら思考と行動をサポートしているから大きな効果が現れるのだ。