【温故知新】(為政第二) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(為政第二)

子曰わく、故(ふる)きを温(たず)ねて新(あたら)しきを知(し)る、以(もっ)て師(し)と為(な)るべし。

 

【訳】

先師が言われた。

「古いことを尋ねてそこから新しいことを知る者は、人の指導者となることができる」

 

*温(溫) は水と囚と皿の合字である。囚人と雖も人の子である。それに飯や湯を与えるのがあたたかい心である。そうして心のなごんだ時に、どうしてそんなことをしたのかとたずねるところから、両方の意味がある。又冷めた肉汁を適当な温度にあたためるところから、ふるきをあたためるとも読む。

 

【温故知新】古い知識や出来事を丁寧に辿ると現状にも当てはめられる新しい知識や発見につながるので、コーチはクライアントに古人の成功事例や自分の過去の体験を問いかけ、現状と対比して活用できることを見つけられるようサポートしている。