【之を学びたりと謂わん】(学而第一) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(学而第一)

子夏曰わく、賢を賢として色に易(か)え、父母に事(つか)えて能(よ)く其の力を竭(つく)し、君に事えて能く其の身を致し、朋友と交るに言いて信あらば、未だ学ばずと曰うと雖(いえど)も、吾は必ず之を学びたりと謂(い)わん。

 

【訳】

子夏が言った。 「学徳の備わった立派な人物を恋人を思うよりも敬愛し、親に対しては全力を尽して孝養に励み、君(国)に対しては身の安危をかえりみず忠誠を尽す。友達と交わるときは絶対に二枚舌を使わない。こうであれば、まだ書物を読んで学ばないと言っても、 私はすでに学んだ人だと言おう」

 

<論語が醸すコーチング>

【之を学びたりと謂わん】例え学校や書籍から学んでいなくても、クライアントが本当にやりたいことを目指して全力で行動し、その結果を振り返り学びを深めているのであれば、コーチはそれ以上の知識とスキルを身につけられると信じている。