取り次ぐ暇もない! | つねにコーチであるために

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人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

今日の天気は、晴れ。朝晩は秋の気配を感じるほど、気温が低くなって
来ました。

久しぶりの書き込みです。

ここのところ、大きなシステムのリリース準備に時間を取られ、
全く時間、というか、気持ちに余裕が無い状態でした。

以前から決めていた予定以外は、全て「仕事」に割り当ててしまい、
「取り次ぐ暇がない」ほどでした。

と、ここでワンポイント日本語チェック!

「取り次ぐ暇もない」とは、「取り付く島もない」という言葉を
誤って理解して使っている場合が多いのです。

「取り付く島もない」という言葉(諺?)の意味は、

「たよりになる、すがるところが全く無い状態。」

ということです。

それに対して、「取り次ぐ暇もない」は、読んで字のごとく、

「忙しくて、取り次ぐ時間が無い」

というときに使われます。こちらは諺ではないですね。

ところが、これらが混在して、

「取り付く暇もない」

ということを言う方をときどき見ます。

これは、前述のように「取り次ぐ暇もない」と「取り付く島もない」を
混乱して使っているケースです。

似ているので、間違うのも無理は無いのですが、恥ずかしいので
気をつけたい日本語です。

他にも、こんなのがあります。

●「的を得た話」と「的を射た話」

●「怒り心頭に達する」と「怒り心頭に発する」

●「『あいきょう』を振りまく」と「『あいそ(う)』を振りまく」

●「腹に据えかねる」と「肝に据えかねる」

●「言葉を濁す」と「口を濁す」

●目上の人に仕事が終わったあとにかける言葉
[正解]「お疲れさま」……69%
[誤答]「ご苦労さま」……15%

●「お」をつけるか否か
[正解]「お菓子」……73%
[誤答]「おビール」……2%
[誤答]「お靴下」……1%

●同意語を重複して使うなど、間違った用法について「気にならない」人の割合
・「あとで後悔した」……54%
・「元旦の夜」……41%(※元旦は1月1日の朝を指す)
・「一番最後」……51%
・「従来から」……74%(「従来」は「以前から今まで」を指す)
・「白羽の矢が当たった」……35%

ちょっと笑えるのが、

「昔打った杵柄」と「昔とった杵柄」。

他の用法で、「昔打った篠塚」や「昔打った衣笠」というのがあるそうです(^^)

篠塚や衣笠を知らない人が多くなって来ましたよね(^_^;)

あと、最近家に入っていたチラシに「アラフォー半ば」という記述があり
家族で笑ってしまいました(^^)

#言いたいことはわかるのだが。。。

ということで、忙しかった状況もひと段落して、ブログを書く余裕が
出てきたという話が、かなり脱線しましたね。

【今日の5つの感謝】
・システムのリリースが無事に終わって感謝
・協力してくれた人たちが献身的で感謝
・難しい仕事の機会を与えてくれたことに感謝
・いくつもの問題を解決できたことに感謝
・つらいときこそ笑顔でと教えてくれたことに感謝

まだまだプロジェクトは続きますが、大きなヤマを越えたことで
プレッシャーが軽くなりました!(^^)!