忙しいときに大切な判断基準 | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

今日の天気は、晴れときどき雨。日中は日差しが痛いほどでした。

それもそのハズ、今日から7月です。

早いもので、2010年も半分が過ぎてしまいましたが、この半年間は
どんな半年だったでしょうか?

振り返ってみると、いろいろなことにチャレンジを始めた半年でした。

フルマラソンに向けてジョギングを始めたことや、クラスコーチに
なるための準備と受験、ビジネスコーチング部会への参加と、
日本コーチ協会神奈川チャプターの幹事などなど。

目が回るぐらい忙しく、睡眠時間が少なくなっているのですが、
気力は充実しているような気がします。

常に睡眠不足なので、お酒を飲むと高確率で乗り過ごしという
弊害を引き起こしています(^_^;)

忙しい状況で大切だと認識したことは、「判断基準」です。

自分の中で判断基準を持っていると、考えたり迷ったりする時間が
少なくなります。

まだ、確実に「これが自分の判断基準だ!」というものは持てて
いませんが、無いわけでもありません。

たとえば、

・人として正しいか?
・至誠か?

という基準は、ぼんやりと見えてきた私の基準です。

私が感銘を受けた判断基準は、小津安二郎さんのこの言葉です。

どうでもよいことは流行に従い、
重大なことは道徳に従い、
芸術のことは自分に従う。

小津さんはご存知の通り、独特の視点で庶民生活や社会を眺め、
海外からも高い評価を受けるような映画を作り続けた、日本を
代表する映画監督です。

「どうでも良いことは流行に従い」と「重大なことは道徳に従い」は、
私にもできそうですが、最後の「芸術のことは自分に従う」というのは、
私に真似出来そうにありません。

小津さんということを意識してしまうからでしょうか。

小津さんの感性に比べたら私の感性など足元に及ぶわけも無く、
とんでもないと思ってしまいます。

でも、ひょっとしたら、芸術の意味がそこにあるのかもしれません。

つまり「自分」が芸術の原点なのだということです。

いろいろと空想の幅を広げることができる言葉ですね。

#カッコイイ\(^o^)/

まぁ、これも、小津さんが言うからカッコイイのであって、
私が言っても箸にもかからないでしょうね。

先日紹介した柴田トヨさんは、92歳から詩を書き始めたそうです。

そう考えると、われわれはまだまだヒヨっ子です。

半年を振り返り、素敵な10年後、20年後を夢見ましょう\(^o^)/