Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』 -88ページ目

Collector's Items(Muse)/ Miles Davis

   
MilesのPrestige盤 「Collector's Items」 が、イタリアでは懐中時計のデザインで生まれ変わりました。

イタリアンレッドを背景になかなか興味をそそるジャケットで、一目観た瞬間購入を決断していました。

当時のイタリアでは懐中時計=コレクターの代表的な蒐集品目だったのでしょうか?


「コレクター」という言葉の意味をいまさらながらですが辞書で調べると、

『異常なまでにひとつの、あるいはいくつかのカテゴリーにおいて蒐集を続ける人』とありました。

異常という言葉に過剰反応を示した僕は、家内に主のレコード遍歴についてどう考えているのか、

正直な、屈託のない意見を聞こうと一瞬考えたのですが、120%の確立でヤブヘビになるので自重しました。

誰に言われなくても、ジャケットが違う事や生産国の違いだけで同じ音源をこれでもか!買い続ける自分を

正常とは思っておりません。。。。

しかしいつの日か、一見終わりなき地獄の責め苦のようなレコード蒐集も実りの秋を迎え、

安穏と充実した日々を過ごせるものと考えています。


そんな幸せなコレクターなど見たことありませんが・・・・・・

↑センターレーベル            ↑オリジナルジャケットデザイン

Milt Jackson Sings With The Enrico Intra Group

   
Milt Jacksonがイタリアでヴィブラフォンを持たず、歌い手としてレコーディングした珍盤。

最初に見たのは12inchでしたが、あまりに値が高すぎて折り合わず自重。

4曲抜粋された7inchで再会を果たし、ちょいと迷う値段でしたが視聴すると内容がいいので購入しました。

自作曲ありイタリア語で唄う曲ありと、それこそ『やりたい放題』という言葉がよく当てはまるレコードです。

バックのEnrico Intra Groupの方に自然に耳が傾いていく感じは否めませんが、

大将が気持ちよさげに喉を鳴らす、『Too Close For comfort』を聴いていると、

何はさておいても、まずは自分自身が愉しんじゃう事が大切なんだと思い知らされます。

これはこれで成功なんじゃないですかねぇ。

Happy Minors(Bethlehem)/Red Mitchell


 

一頃再発されたBethlehemの10inch盤シリーズの中でも、クリスコナーの2枚と共に国内盤に似合わぬ高価な値をつける本盤を何ゆえか買いそびれた惨めな僕が、中古レコ店で目撃するたび深くため息をついてエサ箱に戻す姿を見るに見かねたある方が、ある日そっとプレゼントをしてくれました。イエイ!

内容もジャケットも、タイトルもあわせて文句なし。

集中力の途切れがちな『お年頃』のaltomanでも、10inchなら最後まで一気に聴き通せます。

国内盤でも数ランクジャンプアップして、お気に入りのみを収納する棚に保管しています。