Benny Bailey Quartet(Gazell)・Quintet(Sonet)
レコードで見慣れた美しいジャケットデザインを、CDで初めて見た20数年前、
こんなに小さなジャケットでは味も素っ気もないとため息をついていた僕ですが、時が経つと目が慣れたのか、
気がつくと紙ジャケットCDをミニチュアレコードのようでかわいいと必死に集めたりしておりました。
よく考えてみれば僕にはCDを否定する資格など皆無で、EP盤蒐集でもミニチュア愛精神は発揮されており、
不要な文字を極力排除した約18cmの小さな正方形に、時にLPで感じる以上の密度の濃い魅力を感じています。
LPよりもEPで集めたくなるBenny Baileyのナイスジャケットを2枚掲載します。
いい雰囲気でしょう?演奏もまた、なかなかですよ。
Plays Cole Porter(Verve (clef)) /Charlie Parker
ジャケット写真は他の国内盤よりはよっぽど鮮明で、
音質はアルトサックスの音色が若干平坦に聴こえるが
音圧が飛びぬけて高く、狭い部屋にビンビン響きます。
盤は溝アリ+フラットディスク。試しに自宅の計量器で測ると218gありました。ペラジャケでこの重量盤の保存をしろというのは到底無理な注文ですが、 前の所有者が大切にしていたのか奇跡的に底抜けしていません。。
180g程度の重さで『超重量盤』と銘打って売り出す最近のレコードなど
陳腐に思える抜群の存在感ですよ。
レコード(CD)紹介のブログやHPでは不思議と出場頻度の低いChalie Parkerですが、スタジオラストレコーディングとなったB面を聴いていると、他のパーカーのレコードも真剣に再聴してみようかいう気になってきました。
ジャケットの文字が正規ジャケットでは『Cole Porter』なのに、これは『Charlie Parker』と書かれています。
他にも微妙な違いがあるのですが、別ジャケと言ってもいいのでしょうかね。
Forgotten Man(Timeless) /Lou Donaldson
わけもなく機嫌のいいときに口ずさむ曲(歌)ってあるでしょう?
このあいだ知らず知らずに口笛吹いていたのがこのレコードのA-1曲目の『Confirmation』
ん~っと、とメロディを追いかけながら何のレコードのルーさんだったかなぁ?と暫し考えて思い出しました。
いっときこの国内盤をみんな探しているようでしたがいまはどうなんでしょう?
ジャケットは正直手の出せる雰囲気ではありませんが、内容は裏腹で全編楽しい好演奏(録音は81年)。
Whiskey Drinkin' Womanというお得意のブルースでは渋い喉まで聴かせてくれます。
(先年観たライブでも歌っていました。)
こういうタイトル『Forgotten Man(忘れられた男)』をつけて世間を皮肉るところが、
僕がパパルーを愛する理由のひとつです。




