Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』 -56ページ目

Zodiac(Strata East)/Cecil Payne

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A-1曲目、予想外の渋いスローで幕を上げる初期Strata Eastの怪演盤。

表ジャケットから得る快感は少ないが、裏ジャケットのZodiac(十二宮)の絵には

ある種独特の民族的な風合いをストレートに感じる。

(演奏との関連はよくわからない)


こと内容も、

スピリチュアルな精神性をそこここに感じ、えげつないほどに黒い。

70年代に入りあいついで亡くなったKenny DorhamとWynton Kellyとの68年の録音をトリビュートして

73年に発売されたもの。

A面2曲目に入っているオルガンの記載がジャケットに見当たらないのはご愛嬌としても、

この時期にしては比較的好調なDorhamを聴けたのは収穫だったかな。

期待しないで聴いただけに喜びもひとしおって感じ。

特にA面ね。

A Night At The Shalimar (Philology)/ Chet Baker

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1987年のライブ盤CD。
まばらに聞こえる拍手の数から推測すると観客は少なめなようだ(キャパが小さいだけかもしれないが)。
スタジオ録音では親しみやすい曲がいくつか入っていたりするものだが、

ここでのチェットは客の少ない事をいい事に(?)長尺で自分の吹きたいように自由気ままに

トランペットを操っているように感じます。

耳障りなフルートは心の中で締め出してトランペットのみに集中してください。


もし耳がついていけなかったなら2回。それでもだめなら3回4回と再聴をお願いします。

いつしかジャケット写真のように自己陶酔された媚びない、本音の演奏が聴こえてくることでしょう。

僕もそうでしたから。

Do You Know The Way? (Milestone)/Bobby Timmons

Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』 66年のBobby Timmonsのトリオ(+ギター)盤。
Joe Beck(g:昨年亡くなりましたね)の名前があったのと、

ジャケットのTimmonsの哀しげな表情が購入の動機。

音質があまりよくないのも、タイトルが意味深なのもすべて

彼のこの暗い表情に由来している気がしてくるから不思議。
内容はジャケットから受ける印象ほど暗くはなく、

むしろ明るめなのが意外な気がするほどですが、

どこか儚げなのは確か。
31歳で老け込むのは早すぎるし、66年当時の流行を演じてはいるのだけれど、それが逆に切なく聴こえてきます。


気のせいでしょうか?