Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』 -54ページ目

Soul Village(Mainstream)/Blue Mitchell

Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』   Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』

録音は1971年、Mainstreamでの1作目。
50年代から活躍したMitchellが70年代に入るとジャンルを飛び越えて奮闘を続けたのはたくましい現実、

無垢なジャズマンにも適応力の高い人は存在するのだ。


時代を反映した髪形とサイケデリックな匂いがプンプン漂うインパクトあるジャケットは、

一目で食指の動くメンバーを従えての快演、気持ちのいい音を聴かせてくれます。

『この人は地味で控えな印象だ』と、とあるサイトで紹介されていて驚きました。

好んで聴いている人達にそういうイメージを持っている人は少ないんじゃないかなぁ、

どうでしょうか。


この辺りもキッチリ国内盤で発売されています。
抜け目のないのは、流石ジャパニーズって感じ。

Relaxin' (Barclay)/Miles Davis

Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』    Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』   
ベッタリと身体にまとわり付いて離れないコールタールのような疲れ。

以前の僕からは考えられないほど少量のアルコール摂取でグルグルと酔いが回ってしまうのは、

その疲れのせいか、はたまた単純に加齢によるものなのか。


そんな時は何年も(あるいは何十年も)前から慣れ親しんだ、アドリブすら口ずさめるレコードに

自然と手が伸びるのは、親友と気兼ねなく話をするような安堵感を求めているからではないだろうか。


で、最近世話になったのがこれ。

苦虫を噛み潰すマイルスをほんのちょっぴりデフォルメして愛嬌を持たせたのはきっと、

デザイナーのマイルスに対する敬愛表現だと思うんですよ、


いいジャケットです。

Jack Sheldon The Quartet The Quintet (Jazz West)

Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』 このレコードに録音された乾いたトランペットの音色は、

冬の暗さから開放されてほっと一息ついた今頃の季節に丁度いい気がして、昨夜聴いていました。

若々しさとか瑞々しさとか、フレッシュな印象があるんですよ、

青々とした感じ。
もっとも僕の感じるイメージは視覚から入ってきたもので、

ジャケットの背景に使われている色合いがそう感じさせているのかもしれません。

春色って言葉は松田の聖子さんから教わった気がするし、

多くの人はピンクや黄色系を想像するのかもしれないけれど、

僕的にはジャックシェルドンのこのジャケットの色が、

その春色に近いのかなって思ったりしていますよ。