Your Under Arrest(Columbia)/Miles Davis
くそ暑くもない曇天のある日。せがまれて子供とよみうりランドのプールで遊んできました。
水着ではしゃぐ若者達をながめながら、僕があの歳の頃、夏によみうりランドに出掛けると言えば
屋外ライブの代名詞(?)ライブアンダーザスカイであった事を思い出していました。
暑さと、開放感と、一体感と。
自分の中では毎年欠かせない大切な行事であったと記憶しています。
あれは1987年の時だったかな(記憶違いかも)、
Miles Davisの赤いトランペットからシンディローパーの『Time After Time』が流れ出した時に見えた
真っ赤に燃えた夕陽はとても感動的だったなぁ。
誰と行ったのかも思い出せないほど遠い記憶なのに、あの時の夕陽はとても記憶に残っていて、
このアルバムを引っ張り出すときは必ず、Milesの雄姿と共に印象的な出来事として思い出しています。
↑ダブルジャケットの内側にはマイルス自身によって描かれた抽象画があります。
そしてオリジナル盤のみの特典として、
レコードの内袋にもマイルスの描かれたスケッチが印刷されています。
これからオリジナルを購入されるかたは、忘れずこの内袋の有無をしっかりと確認してください。
Gettin' Into Somethin' (Epic)/Dave Bailey
音質の評判のいいこのシリーズの中でも人気のあるDave Bailey。
プレス枚数が少ないのかこのレコードを探している人は多いと聞いたことがあります。
一頃国内盤のわりにいい値がついていましたが、今のご時勢ならお手軽価格で手に入る筈ですので、
現在進行形で探されている方は、もし見つけたらいい意味で驚きの値段がついてるかも。
(最近輸入盤で再発されましたが、今回はあくまで国内盤の話ですよ。)
メンバー6人が個々に写ったジャケットの、中央に配してはいるけれど一番小さな写真がBailey本人。
彼のリーダーアルバムはどれもこのレコードジャケットのように本人(ドラム)が出しゃばることがなく、
自己満足な長尺ドラムソロを聴かされると途端に針を上げたくなる僕にはほどよいお湯加減なので、
好印象のレコードが多いと感じています。
聴き手の気持ちを敏感に察知して、絶妙なさじ加減で小粋にメンバーをサポートする。
きっとセンスのいい、お洒落な生き方をされている方なんだと思っています。
Concorde(Baclay・Artone・Toprank)/MJQ
最上段から、Barclay(仏)盤・Artone(蘭)盤・Toprank(日本ペラジャケ)盤。
Barclayのジャケットはいつもの‘らしさ’を感じさせないが、それが逆に僕の購入意欲をかきたてた。
オリジナルジャケットを意識したデザインのようだが、少し的を外した感じ。
それでも音質はいつものBarclayで、申し分なし。
Artone盤(これも音はいい)は最近安価で見かける機会が多い。
よく見ると満員の観客が真摯な表情で演奏に耳を傾けているのがよくわかり、
当時のジャズへの関心の高さが偲ばれる。
ジャズジャケットは仔細に細部まで眺め倒すべし。
Toprankペラジャケ(国内初期盤?)は何故か本家Prestigeの2ndジャケットを採用。
音質は国内盤の特徴である、上品で控えめな感じ・・・
厳正なクラシックのようなMJQの音楽は、
オットマンに脚を投げ出して鯨飲しながらあえてだらしなく聴くのが僕の好み。
理由は、よくわからない。

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