"JERU"(Columbia) / Gerry Mulligan
Night Lights と双璧の人気を誇るこのレコードのオリジナルを美盤で手に入れるには
ちょいと苦労を要するようで、とにかくジャケットの状態に買う気の失せるものが多く、根気が必要ですね。
伴奏のトミフラがシャキシャキと鍵盤を叩き、盛り上げ上手な脇役に徹していることに感心はしますが、
ここではやっぱり主役であるMulliganのバリトンの響きが僕の琴線を刺激するようで、
「ブフォン!」と爆音轟く度にアグラをかいた僕の尻も同時に飛び跳ねます。
僕は決してオリジナル至上主義ではありません。
しかしこの「ブフォン!」だけはオリジナルでしか味わえないようで、
車(CD)やipodにも入れてある愛聴盤ですが、
このアルバムに限ってはデジタルはお手軽な分だけ若干割り引いて考えてよろしいかと、
雷鳴のように鳴り響くバリトンサックスをアナログで聴くたびに、
そう思うのでありまする。













