Youngman With a Horn (Vogue) / Miles Davis
好天に恵まれた10月の土曜日、小学1年生の息子の運動会がありました。
万国旗や手作りアーケードなどの装飾が一切なかったことには驚きましたが、
子供達の一所懸命な姿をみて清々しい気持ちになりました。
今ではすっかりインドア派の僕ですが、
子供の頃はずっとリレーの選手だったなぁと30数年もの大昔を懐かしみながら、
Tempus Fugit(光陰矢のごとし)の入ったマイルスのBluenote盤を思い出しました。
掲載レコードは同内容の10inch盤(英ボーグ)。
マイルスにしては珍しいワンホーン演奏もあり、初期有名作品の中でも大好きなアルバムです。
青々とした中にも熱い主張を感じるトランペットの音色は流石に抜群の存在感。
これを聴いて武者震いをしたことがあるんです。
月並みな表現ですが、やっぱりマイルスは『凄い』ですね。
ロリンズは最前席!
↑前売り時のチラシ ↑パンフレットより転写(当日もこの髪型でした!)
10月7日国際フォーラムホールAで行われた我等がテナータイタンの2年ぶりのコンサート。
幸運の女神が愚鈍な僕の何処を気に入ったのか、最前列ど真ん中という特等席に恵まれました。
Rollinsの息吹を眼差しを、熱き血潮をスピーカーを通さず目前3mの至近距離で体感出来たあのひとときは、
マウスピースから飛沫のように飛び散るツバキを全身に浴びれた事も含めて、
数千人の観衆の中でも僕が一番の幸福者だった筈です。
去年9月に大きな仕事をやり遂げて以降、虚無感にとらわれて抜け殻のようだった僕ですが、
80歳のじっちゃんが驚愕のワンホーン編成(日本では27年ぶり!)で2.5時間吹き切る姿をみるや、
誰よりも早く立上り、誰よりも大きな声を出して興奮していたのですから、
どれほど素晴らしいパフォーマンスだったか皆さんも想像がつくでしょうか。
今後どこかで誰かとジャズの話になった時、
僕はRollinsを最前列で観たんだと、何度も目があったんだと、僕だけにカデンツアを決めてくれたんだと、
あの夜と同じテンションで吹聴することでしょう。
朝顔を僕に向けて『ぶふぉん!』と低音を吹かれたあの時、体内に大きな元気玉が宿ったような気がします。
いつもほんとうにありがとう。
これでまた、しばらく頑張れそうだ。
また、頼むよ。
Soul Trane(Barclay・Esquire)/John Coltrane
左側掲載が仏BARCLAY盤のSOUL TRANEで、右側が英ESQUIRE盤の同内容盤、
欧州7inchではデザインを替えて発売されていました。
収録曲はどちらも『You Say You Care』『Russian Lullaby』の2曲。
濃厚な仏ジャケットに比べてずいぶんとあっさりした印象の英ジャケットですが、
どちらも一目で識別できる特徴的デザインだと言えそうです。
『右側のオレンジテナーサックスを眺めていると、コルトレンが吹いているように見えてきませんか?』
と、格好をつけた文章を書いていたのですが、
ハタと気が付いた今は、コルトレンよりもゲッツが吹いているように見えて仕方ありません。 (・・。)ゞ






